[WBS] 社員の睡眠改革に商機!しっかり眠ればポイント付与!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

企業が従業員の健康管理を積極的に行い、業績の向上を目指す健康経営にいま注目が集まっています。

一般的なのは運動や健康的な食事の推進などですが、禁煙に成功したら祝い金を贈るという企業もあるそうです。

そして最近注目されているのが睡眠です。

従業員に良質な睡眠を習慣づけてもらうことで生産性の向上につなげようとする新たな取り組みを取材しました。

株式会社CRAZY

オーダーメイドのウエディングを手掛けるCRAZY。

寝具メーカーのエアウェーヴと組み導入を発表したのが日本初の睡眠報酬制度です。

森山和彦社長。

管理すべきは労働ではない、健康だ。

社員は健康につながる睡眠を1日6時間以上、週5日取れば500円分のポイントが与えられ、社員食堂での食事や併設するカフェで使えます。

もらえるポイントは最大で年間6万4,000円分。

将来的には給与への上乗せを検討しています。

睡眠不足が原因の経済損失は年15兆円に上るとの試算もある中、睡眠の質を上げることが生産性の向上につながると見ています。

株式会社エアウィーヴ

その睡眠の計測に使うのがエアウィーヴの睡眠分析アプリです。

エアウィーヴの高岡本州社長、

データを取れるのでまた研究成果を供給する意味で良い取り組み。

一足先に睡眠の計測を始めた社員の子守由希子さんの自宅にお邪魔しました。

寝る前に起きる時間と食事や入浴など寝る2時間以内の行動を入力。

枕元に携帯を置いて、

おやすみなさい。

翌日出てきた結果がこちら。

寝返りや微妙な振動をアプリが感知しグラフで示されます。

入眠と起床した時刻から睡眠時間が計測され6時間以上寝ていることが分かります。

エアウィーヴの担当者、窪田千恵さんに見てもらうと、

総じていい結果。波形を見ると深い睡眠の割合が多い。

社員の健康を経営の優先事項に掲げてきたCRAZY。

背景にはお客様が商品やサービスを選ぶ際の基準が変化してきたことがあるといいます。

お客様は商品の性能に差を感じるより企業の考え方に共感を示し「共感購入」をしていくことが大いにある。

帝人株式会社

こうした睡眠を重視する企業が増えることを商機と見る動きも・・・

仕事のパフォーマンスと睡眠が関係あることを押し出したい。

デジタルヘルス事業促進班の濱崎洋一郎さん、

睡眠チェックをしてその人の課題を明らかにして、その人に合わせた睡眠向上力メソッド取り組んでもらう。

医療機器を手掛ける帝人が2018年4月に提供を始めたのが企業向けの睡眠サービスです。

寝るときにウエアラブル端末を腹部に巻き、バンドの伸び縮みから呼吸の速さや深さを計測。

睡眠の質を確認できます。

実証実験では睡眠の質が良好と感じる人が4倍となり、仕事の生産性の向上やストレスを減らす効果もみられたといいます。

企業の関心が高いし、問い合わせも多い。すごく期待している。

若い企業とかネット企業でも「しっかり休んで仕事のパフォーマンスを発揮してほしい」というニーズがどんどん広がっていくと思う。