[WBS] 社員が「がん」と診断されたら・・・「2割以上が退職」・・・どう改善!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京・汐留で行われたがん対策を啓発するイベントの様子です。

2月4日は「世界がんの日」です。

国民の2人に1人が生涯に1度はがんと診断される中、治療しながら働き続けることが出来る環境の整備が求められています。

がん治療と仕事の両立を支援する動きが広まっています。

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CancerX Summit 2019

がん患者を取り巻く社会課題を共有し、解決を目指そうと始めて開催されたイベント「CancerXサミット2019」。

壇上には小泉進次郎議員の姿も。

数年前、亡くなったおばのがん告知に僕が立ち会った。

僕が一番動揺した。

患者と医療関係、さらに企業も一緒になってがんと言われても同様しない社会を目指します。

登壇者の中にはこんな人も・・・

わりと悪い胃がんだった。気をつけていたらやっぱり出た。

6年前、胃がんになった経験を語るファミリーマートの澤田貴司社長。

自らが経験したことで社員ががんになった時の取り組みを真剣に考えるようになりました。

自分の病気が見えないときは不安。

そのとき正しいアドバイスをされると落ち着く。僕はいろいろなケースで経験している。

働く世代でがんになる人は増え続けていて、治療と仕事の両立が課題となっています。

しかし東京都の調査ではがんと診断された人のうち、2割以上が退職したと回答。

理由としては治療のために周りに迷惑をかけたくないといった考えも根強いと考えられます。

サッポロビール株式会社

がんになっても働き続けられる環境を作ろうとしているのがサッポロビール。

2017年には治療と就労の両立を支援するガイドブックを作成しました。

勤務時間を自分で選択できるスーパーフレックスタイムや自宅などで業務ができるテレワークといった既存の制度を活用しやすいようにまとめ両立を後押しします。

ガイドブック作りを主導した人事部の村本高史さん。2009年に食道がんを患い声帯を摘出しました。

社員の多くは人事制度にあまりなじみがない。いざとなるとどんな制度が使えるか分からない。

ガイドブックの作成を機にサッポロビールでがんに関する社内調査を行ったところ・・・

サッポロビールの人事部、宮崎仁雄さんは、

個別に相談される重篤な人などは年に1~2人ぐらいだが、健康診断の結果で「精密検査が必要」「がんの疑いがある」を含めると数百人規模。

こうした状況を受け、サッポロビールでは支援制度を拡充。

今年1月から治療などを理由に1日あたりの勤務時間を短縮できる新制度「治療短時間勤務制度」をスタートしました。

病気が原因の離職を防止するのは今後の経営上の観点からも必要。

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