激変!世界の"勢力図"
韓国大統領選 争点は「サード」
一方、来週大統領選が行なわれる韓国。ここにも火種が…

サードを無くせば本当の平和。

3月9日に投開票される韓国の大統領選。3月3日に野党側が候補者の一本化を発表するなど終盤に入り激しさを増しています。

その争点の一つが韓国南部の町ソンジュにあります。

ソウル支局の武部慎一記者。
こちらが2017年にサードが配備された基地の前です。もともとゴルフ場だった土地でかなり広い土地になっています。

THAAD(サード)とはアメリカ軍の弾道ミサイル迎撃システム。韓国は5年前に北朝鮮に対する防衛の要として配備しました。

ところが…
朝鮮半島の平和を破壊する不法サードを撤去しろ!

基地の近くで行われていたのはサード廃止を訴えるデモ。参加者は「NO THAAD」と書かれたジャンパーを身にまとっています。
デモの参加者。
サードは韓国には何も助けにならない。戦争の武器だ。

サードを追加配備するということは話にもならない。

実は2017年に韓国がサードを配備した際、中国では韓国資本のスーパーの前でデモが起こり不買運動が拡大。韓国への観光も制限するなど経済的な圧力をかけました。


アメリカと中国の間で揺れる韓国。今回の大統領選でも大きな争点となっていたのです。

保守系の最大野党「国民の力」の尹錫悦候補は安全保障を優先し、首都圏近くにサードの追加配備を主張。

平和というのは確実な抑止力を持ったとき維持される。

先制打撃の能力を確保し、その意志を明らかにしたときこそ戦争を抑止することができる。

一方の「共に民主党」の李在明候補は中国との経済的な関係を重視。追加配備を強く非難しました。

尹候補はとても荒く乱暴だ。

サード配備の問題も「本当に必要か」という反論もある。

韓国はミサイルを開発したのにサードを使うのはおかしい。

世論もサードをめぐり真っ二つ。
サード配備「賛成」の男性。
我が国の防衛に責任を持とうとしたらサードはさらに配備したらいいと思う。

サード配備「反対」の女性。
サードの配備に反対。

サードを追加配備することになると中国がまた経済報復することになる。

そうなると国の経済が心配。
