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[WBS]洋上風力巨大プロジェクト!海に高さ150mの風車[秋田洋上風力発電株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今週末の31日からイギリスで地球温暖化対策の国際会議、COP26が開催されます。

岸田総理大臣も初の外遊として出席する意向で日本として脱炭素にどのように道筋を示すかに注目が集まりますが、カギを握るプロジェクトの現場を取材しました。

秋田洋上風力発電株式会社

秋田洋上風力発電株式会社
秋田洋上風力発電株式会社は、日本国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業に取り組んでいます。

向かったのは秋田市、海岸沿いの陸地を見ると発電用の風車がずらりと並んでいます。

風はけっこうある。

秋田市だけでなく、能代にかほの方まで海岸線には風車がむちゃくちゃ建っている。

秋田県は風力の最大発電能力が全国1位です。

その秋田でいま巨大プロジェクトが進んでいます。向かったのは秋田港。

海を見るとところどころに黄色い柱が見えます。一体何なのでしょうか。

秋田洋上風力発電の岡垣敬司社長。

見えているのが洋上風力発電所の基礎部分。

海に風車を建て発電する洋上風力発電です。

現在見える黄色い柱は風車の根本にあたる部分。ここに高さ150mの風車を設置します。

洋上では陸上に比べて風が強く、持続的、安定的に大きな電力が供給できる。

洋上で広大な設置場所を確保できるため大量導入が可能というメリットがある。

このプロジェクトで使われる風車は通天閣の1.5倍と陸上のものと比べて大型で多くの発電が見込めます。

秋田のこのプロジェクトでは秋田市沖に13基、能代市沖に20基の風車を建設。

14万世帯近くの消費電力をまかなえる規模で来年末の稼働を目指しています。

手掛ける秋田洋上風力発電は丸紅や大林組、東北電力など13社が出資した会社。

今回のプロジェクトの経験を活かし、全国でも導入を進めようと期待しています。

2050年カーボンニュートラル実現に向け、再エネ電源の最大限の導入が不可欠。

本事業で実際に現場で経験を積むことで日本の洋上風力の導入拡大につなげたい。

洋上風力発電の可能性には国も注目。2040年までに最大で原発45基分にあたる4,500万キロワットの発電能力に増やす計画を立てています。

ただ課題もあります。洋上風力発電の環境に適した北海道や東北地方では今後大きな発電量が見込まれています。ただ、東京など電気を多く使う地域にどのように運ぶかが課題です。海に送電網を引く方法などが議論されています。

発電地域と消費地域が大きく異なっている。

現在の既設の送電網では風力発電の大量導入はまかなえない。

そして今後、消費者にも負担が・・・

洋上風力発電にかかるコストは再エネ賦課金というかたちで今後電気料金に上乗せされるのです。

専門家は・・・

再生エネルギーに詳しい環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長。

再エネ賦課金はあと10年くらいジワっと増えた後、急速に下がっていく。

再生可能エネルギーは将来世代のため貯金のようなもの。

20年間にわたって支え続ければ、そこから先はどんどん下がっていく。

再生可能エネルギーへの転換が遅れたツケがきていると専門家は指摘しています。

電力会社も行政も政治も認識が変わるのがヨーロッパから20年、アジアで10年遅れた。

根っこからの意識転換をしないといつまでたっても後追いになってしまう。

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