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[WBS] イギリスの原発マネー!日本が計画を凍結した島!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

関西電力・高浜原発のいわゆる原発マネーの実態が大きな問題となっていますが、ブレグジットで大揺れのイギリスにも原発マネーに翻弄される町がありました。

アングルシー島

イギリス、ウェールズのアングルシー島。人口7万人の小さな島です。

ここで代々農家を営むリチャードさん。

ある日突然、こんな誘いを受けたといいます。

原発企業が「農地の半分を売ってほしい」と言ってきた。

しかし先祖代々何百年もここで暮らしているので「土地を売ることはできない」と断った。

実はこの一帯で巨大な原発の建設計画が持ち上がったのです。

事業規模は3兆円、担ったのは日本の日立製作所でした。

ところが今年1月になって日立は計画の凍結を発表。

あの福島第一原発の事故以降、世界で安全基準が強化され人件費も高騰したためです。

それでも地元のトップは諦めていません。

アングルシー議会のトップ、

日立の計画凍結にはがっかりしたが完全に中止されたわけではない。

この島はヨーロッパの中でも原発を作るのに最も適した場所だと考えている。

イギリスの安全基準や地理的条件は日本とは違う。

そこにはこの島が長年依存してきた原発マネーがあります。

かつて島は銅鉱山などで栄えましたが掘り尽くされ衰退。

1971年にこの島で初めてできた原発により小さな島の経済が支えられてきました。

町で開かれる祭りのスポンサーにも原発企業の名前が・・・

さらにこちらのカフェでは、

原発企業から改装費用で約400万円もらった。地域の貢献としていいアイデア。

私のように原発を不審に思う住民に善意を示してもらうのは重要。

賛成しない住民を取り込むために使われる原発マネー。

このパブにも原発企業からの支援金が入っていて、地元経済はまさに原発マネー頼り。

サマセット地区

そしてイギリスで新たに原発マネーを呼び込んだ町があります。南西部のサマセット地区。

産業に乏しく街の中心はシャッター街。

窓ガラスが割れたままの店舗も・・・

失業率が上昇し、経済の低迷が続いていました。

それを変えたのが・・・

ロンドン支局の中村航記者、

クレーンがかなりの数。今まさに建設中。

2025年の稼働を目指すヒンクリーポイントC原発。事業費は2兆円を超えます。

この巨大プロジェクトに参入したのが中国最大の原発企業CGNです。

日本勢に代わりイギリスは新たな原発開発のパートナーに中国を選びました。

今後、中国国産の原発を導入する計画まで・・・

地元では原発で生まれる2万5,000人もの雇用と経済効果に早くも期待が集まっています。

原発で働くのはほとんどが地元の人。

一方で中国の参入に不安を抱える住民も・・・

アラン・ジェフリーさんは世界の過去の事例から絶対に安全な原発などないと反対運動を続けています。

アメリカがファーウェイを心配するように中国と技術協力するのはためらいがある。

危険をはらむ原発に海外の国が関与するのは不安だ。

いまブレグジットで揺れるイギリス。

政府は来年前半までにエネルギー計画の大方針を明らかにします。

理想として掲げる自然エネルギーへの転換。

だがそれだけでは賄えず原発への依存は続きそうです。

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