懐かしい昭和の歌謡ショー。
中高年だけでなく若い女性の心も掴む秘密がありました。
アミューズカフェシアター
[blogcard url="http://www.amusecafe.tokyo/"]
昭和の香りが漂う東京・浅草六区。
商業ビルの一画に約20人が列を作っていました。
「何を目的に?」
キャンディーズのファンで。
昭和歌謡だけど私たちの年代でも楽しめるところが魅力。
キャンディーズに昭和歌謡?
ここは一体?
中に入ってみると黄色い衣装に身を包んだ支配人がお出迎え。
お客様でございます。
ここは3年前にできたアミューズカフェシアター。
その名の通り舞台を兼ね備えたカフェです。料金は大人5,400円(1ドリンク付き)
幕が開き始まったのは…。
戦後の日本を活気づけたブギの女王、笠置シヅ子の東京ブギウギに、1970年代のアイドルグループ、キャンディーズの春一番など懐メロが目白押し。
歌や踊りで昭和歌謡を披露するのは虎姫一座。
お客様は50代~60代の男性が中心ですが若い女性客の姿もあります。
若い女性客
間近で見られて楽しい。
シンプルに元気をもらえる。人を楽しませる笑顔がある。
青春を懐かしむ中高年のブームと思いきや、その世界観は若い女性にも広まっていました。
虎姫一座
虎姫一座を結成した7年前は悔しさの連続だったといいます。
虎姫一座リーダーのあゆみさんは、
「引っ込め!」とかヤジもあったし、途中で帰るお客様も最初の頃はいた。
元々、浅草六区は落語や漫才などが盛んな芸能の街。
そこで始めたのが楽器を打ち鳴らしながら浅草界隈を練り歩くPR作戦。
こんにちは、虎姫一座です。
いつもありがとうごいざいます。
がんばってくださいね。
「浅草は芸事を受け入れる土地柄?」
みんなに頑張ってもらいたい。
大人の社交場だった浅草六区に新たな風を吹き込みました。
さらに、なんと舞台で歌っていたメンバーがホールやキッチンのサービスまで…。
ステージの人間として生きてきたので、お客様とお金のやりとりとか注文を間違わないように気をつけるが、すべてがエンターテイメントと思ってやっている。
人気メニューはわさび醤油に合う牛フィレカツレツ(1,400円)に、泡で「トラヒメ」と書かれたカフェラテ(600円)など街や客席にまで繰り出す親しみやすさも手伝って年間約2万人を集めるまでに成長しています。
いずれは自分たちで全部、外に発信していく。もっと虎姫一座を知ってくださいと動いていく。運営・経営までできるようになったら一番。
浅草六区を舞台に輝く昭和の歌謡ショー。懐かしいメロディーと華やかなダンスが多くの人を虜にしています。