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[WBS]市民への被害も増える中…世界でウクライナ支援が拡大[株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス]

2022年3月3日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ロシアによるウクライナへの侵攻をめぐる停戦交渉で動きがありました。ウクライナの政府高官は2回目となる停戦交渉が数時間以内に始まるとしています。

2回目の交渉は再びベラルーシ国内で行なわれる予定で現在ウクライナ側の代表団が交渉の街に向かっているとのことです。

ロシア側は停戦の条件としてウクライナの非武装・中立化などを求めていて両者が停戦に至るかは見通せない状況です。

ロシアの激しい攻撃を受けてウクライナでは市民たちへの被害も増え続けています。世界各地でウクライナ支援の動きも広がっています。

ウクライナ侵攻1週間!ロシア 南部主要都市を制圧

明かりひとつない街並み。首都キエフ郊外の街はこの日、ロシア軍の激しい攻撃に合い、住民も火炎瓶などで応戦したといいいます。今は闇の中で肩を寄せ合って過ごしていました。

椅子から立つ間もなく床に伏せた。ものが落ち始めた。

最初は建物が揺れて、次はあらゆるものが降ってきた。

激しい戦闘はキエフ周辺のあちこちで続いています。変わり果てた住宅街の真ん中には動かなくなった戦車が。中では兵士が亡くなっていました。

ロシアの侵攻から1週間。キエフの住民の多くが毎日、地下鉄駅のシェルターで夜を明かしています。

こんなに大勢の子どもにつらい思いをさせている。

私たちは独立した国として普通に暮らしたいだけ。

早くこんな暴力と残虐な日々に終わりが来てほしい。

ウクライナでは民間人2,000人以上が死亡。その数は増え続けています。

一方、ロシア側もこれまでの戦闘で兵士498人が死亡、1,597人が負傷したと自国の死傷者数を初めて公表しました。

ロシア軍はこの数日、首都キエフに向けてはほとんど距離を縮めていませんが、黒海沿いでは支配地域を少しずつ広げています。

南部の主要都市ヘルソンでは…

少なくとも10台はいる。

全部、港の方へ行く。

ロシアは初めてウクライナの主要都市を支配下に置いたと発表。ウクライナ側も3月3日にこれを認めました。

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