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[WBS] ようやく「夏本番」!8~10月全国的に高温傾向!

2019年7月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

7月24日、九州や近畿などで梅雨明けが発表され東京でも最高気温が31.6度まで上がり真夏日となりました。東京で日差しが5時間以上あったのは7月に入ってはじめての事です。この寒い夏で振るわなかったのが消費の現場です。ようやく到来する夏本番に向けて在庫一掃セールなど夏商戦挽回への取り組みが始まっていました。

由比ヶ浜

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海水浴客、

太陽が気持ちいです。

ずっと雨だったから、やっと海に来られてうれしい。

夏らしい1日となった7月24日、海の日には閑散としていた由比ヶ浜ですが賑わいを見せていました。

海水浴客はまだ例年の3分の1ほどですが、気象庁が7月24日に発表した3ヵ月予報では8月から10月は全国的に気温は平年並みか平年より高くなるということで期待が高まっています。

鎌倉市海浜組合連合会の增田元秀代表、

一つ目のピークが海の日の連休。これがダメだった。

二つ目のピークがお盆、そこに向かって態勢を整えて臨みたい。

株式会社松屋

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百貨店の挽回に動き出しています。

松屋銀座の開店前、7月24日から始まった浴衣コーナーの準備に追われていました。

梅雨の影響で短くなった夏を浴衣でアピールしようというのです。

さらに開店後には、従業員が浴衣を着てチラシ配り。本格的な夏の到来をアピールします。

松屋銀座の河野新平さん、

いつもより実は1週間遅い。

梅雨明けがこの時期になると予想し、去年よりも1週間開催を遅らせていたのです。

実際、天候不順で浴衣の売り上げが去年より2割ほど下回ることに。

そこである秘策を用意しました。

チラシを持ってきてもらい試着するとお客様にコーヒーゼリーをプレゼント。

購入するとさらに小型の扇風機を貰うことができ、プレゼント攻撃でお客様の購買意欲を駆り立てます。

同じく7月24日から始まった夏のセール第2弾でも遅れた夏を挽回するための工夫が…

盛夏の品物を含め全体的にワゴンセール商品を前年より2割増やしわかりやすく展開した。

これまで冷夏が続いた影響で夏物の在庫が例年より多く残っているため一掃するセールに力を入れます。

まとめ買いキャンペーンで2足買うとさらに10%オフになる。

いままでやっていなかったが、盛夏の安くなるタイミングでさらにお客様に買ってもらおうと企画した。

今回のセール、価格以外にもメリットが…

サンダルや盛夏の商材が少し売れ行き不振だったものがある。

値段を下げたばかりなので人気のサイズが厚く残っている状況。

まだまだ8月に十分売っていけるので、これから巻き返したい。

株式会社東武百貨店

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夏商戦で挽回を図る動きは東武百貨店でも。

オープン前の午前9時過ぎ、従業員がパソコンで調べていたのは…

東武百貨店池袋本店、販売促進課の根本真帆さん、

気象庁のホームページの最高気温が31度ですね。

そして電話をかけ始めました。

本日、真夏日サービスの実施日となるので店内放送をお願いします。

すると、およそ10分後…

真夏日サービス実施の売り場は店頭に看板を設置してお客様をお迎えする準備をお願いします。

放送後、館内の店舗が準備した看板に書かれていたのは「真夏日サービス」。

気象庁の8時時点の天気予報で東京地方の最高気温が30度から34度だった場合、特定の食品売り場や化粧品店などでお客様が得するサービスを提供するというものです。

最高気温が35度以上の猛暑日だった場合は、サービスを提供する店舗の数が多くなります。

真夏日サービスが実施された7月24日は魚の専門店でさばの塩焼きが50円引き。

漬物専門店では1080円以上買うと山ごぼうの漬物がプレゼントされます。

東武百貨店池袋本店、販売促進課の池田直人さん、

真夏はお客様の足取りが重くなる。

来店のきっかけになるように通常サービスに加えてオプションサービス、増量サービスなどの真夏日・猛暑日サービスを始めた。

東武百貨店でも冷夏の影響で例年よりも夏物の在庫が残っているといいます。

東武百貨店池袋本店、スポーツ・子供服・紳士服部の岡崎健斗さん、

半袖シャツのセールをしている。

今年は昨年度に比べて気温が低かったので売り上げが厳しかった。

暑い夏に向けてのものなので売っていかなければ。

東武百貨店は真夏日や猛暑日のサービスを目当てに来店したお客様に夏のセール品にも注目してもらいたい狙いです。

今のセールの時期のものも戦い方が難しい中で、これからの夏物商戦を乗り切るために、このサービスをきっかけに起爆剤になれば。

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