今朝の東京、都営地下鉄大江戸線、勝どき駅の様子です。大混雑で有名な駅です。
これから暑くなると通勤通学が増々大変になってきます。混雑する地下鉄をあえて避け、船で快適に通勤できる実証実験が7月24日からスタートします。
東京都
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東京・中央区にある地下鉄の駅「勝どき駅」。
松山拓生記者、
午前8時です、勝どき駅の改札には多くの通勤客で渋滞ができています。
エスカレーターの前もかなり人が多く渋滞しています。
オフィスビルやタワーマンションが建ち並ぶこの街。平日の朝、駅の周りは多くの通勤客でごった返します。
勝どき駅を利用する通勤客は、
ホームが埋まってしまったり、エスカレーターが昇れないくらい詰まっている。
なるべく早く出勤するようにしている。
蒸し暑くなるこれからの季節、通勤ラッシュの不快感もピークに…
これを解消しようと東京都が7月24日から実験を始めるのが船通勤です。
船通勤
相内優香キャスター、
日本橋の船着き場にいます。いまからこちらの船に乗って晴海方面に向かいます。
運行するのは日本橋と勝どき駅近くの船着場「朝潮運河船着場」の間。
午前7時半から15分間隔で7往復します。
相内キャスター、早速船内へ。
船内はわりと広々としていますね。
実際は指定席ということで混雑することもなさそうです。
こちらにコンセントもあるので仕事をしながらゆったりと通勤することもできますね。
船の速度は時速22キロ。運河沿いをゆったりと進みます。
今日はあいにくの雨ですが、外に出て景色を楽しむこともできます。通勤ラッシュだと外の景色を楽しむ余裕はないですね。
晴れたときにはスカイツリーも望めます。
満員電車や道路の渋滞とは無縁の船通勤。所要時間はおよそ30分と地下鉄の2倍かかります。
街の声は、
あったら便利。品川あたりだと船で行った方が近い。
「何円なら乗る?」
電車の1.5倍くらいなら乗る、特に夏は。
船着き場に行くのも大変。使い勝手は良くない。
事前に予約が必要ですが料金は無料。8月2日まで実験を行います。
東京都は採算性などを検証して実用化できるかどうか検討する方針です。
東京都の交通プロジェクト担当、池田中課長は、
全席着席で混雑なしで行けるので、ここらへんをどこまで評価してもらえるか。
アンケート調査を踏まえながらオリンピック、その後の実現の可能性について検証していきたい。