[WBS] 猛暑で消費に異変!?「笑い泣き」の現場を徹底検証!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

西日本を中心に7月25日も続いた猛暑。

35度を超えた地点は全国で170。

山口市では38.8度、広島県安芸太田町では38.6度を観測しそれぞれの最高記録を更新しました。

この暑さで消費の現場に異変が・・・

消費の現場の異変

出前館

出前館です。

ランチ前の11時過ぎ、注文がひっきりなし。

電動アシスト自転車を漕ぐのは宅配サイト「出前館」の配達員です。

この7月は1年前と比べて3割以上売上は増えました。

出前館を運営する夢の街創造委員会の瀬戸康太郎さんは、

暑さで家から出たくないという出前にとって最高の条件。

猛暑特需が生まれる一方で売上に苦戦するもの。

冷やし中華とかどうしても冷たい方にいく。

猛暑特需徹底分析

猛暑の夏、売れているもの、売れていないものをWBSが徹底検証。

外に出たくないような暑さが続いています。

この連日の猛暑で気温だけではなく消費の現場もヒートアップしています。

その暑さについて7月25日、気象庁が発表した8月から10月の3ヶ月予報によると平均気温はほぼ全国的に平年並みか平年よりも高くなる見通しで今後も猛暑日が続く所があってもあってもおかしくないとしています。

まだまだ続くかもしれないこの暑さ、今回のWBSでは「猛暑特需徹底分析」と題して猛暑で売上が伸びた現場、そして特需の裏で残念ながらマイナスの影響を受けた現場を徹底取材しました。

株式会社そごう・西武

東京・池袋の西武百貨店。

ベビー用品売り場

相内優香キャスターがまず向かったのはベビー用品売り場です。

特に赤ちゃんは体温が高く、すぐ暑いと感じるので冷やします。

売れているのは赤ちゃんが涼しくなる「抱っこひも・ベビーカー向け保冷シート」。

保冷剤を中に入れて抱っこひもやベビーカーにつけて使うといいます。

去年より2割増しで売れている状況です。

紳士服売り場

続いて向かったのが紳士服売り場。

紳士向けの日傘は6割増えました。

意外と男性のお客様で気にする人がいるがスーツでも合うデザインを用意している。

日傘を敬遠する男性が多い中、今年は40代から70代の男性客が買っていくといいます。

食品売り場

そして地下1階の食品売り場では意外なものが売れていました。

実は真夏なんですが揚げ物が売れている。

揚げ物類を中心にした惣菜は1割程度伸びているといいます。

台所で油を上げると暑くなる。出来合いの揚げ物を買って食べる人が多い。

一方で売れ行きが伸び悩むのがこちらのスイーツ。

この暑い中、こってりとした甘い大福などの売上が伸び悩んでいるということです。

数字は非公開ですがあんこを使った甘みの強いものは喉が渇くとして避けられているようです。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

一方、コンビニエンスストア。

来店客に話を聞くと・・・

涼しいので涼みに来ている。外を回るので1日3~4回来店する。

売上が好調なのが飲料とアイスクリーム。

2017年の同じ時期と比べ2割増加。

冷やし中華やそば。どうしても冷たい方にいく。

冷たい麺の売上も3割増えました。

さらに、

暑くてハンカチでは追いつかないときがある。

大きく売上を伸ばしたのは汗ふきシートなどの化粧品。

男性用は3割増加。

女性用に至っては5割増と笑いは止まりません。

一方で・・・

セブン&アイ・ホールディングスの広報センター、北澤晴奈さんは、

ただ、若干この猛暑を受けて熱いお湯を使うカップラーメンに買い控えが起こっている。

泣きを見ているのがカップ麺。これ以上、汗はかきたくないということか売上は5%減少しました。

笑いを通り越して泣いた商品も・・・

それがアクエリアスの冷凍ボトル。

販売予想を遥かに上回り品薄となったため先週末から販売休止。

同じく販売を休止したのがレモンウォーターの冷凍ボトル。

販売再開の目処は立っていません。

株式会社ビックカメラ

家電量販店にも猛暑の影響が・・・

「家電製品だとどのようなものが売れていますか?」

ビックカメラ有楽町店・家電コーナーの山下祐里さん、

この時期はエアコン・扇風機が主力。

この10日間でのエアコンの売り上げは2017年と比べて5割も増えています。

寝苦しさ、特に夜間の熱中症、その対策として多くの人が買っている。

要因の一つが最低気温。

25度以上のいわゆる熱帯夜が続くようになると爆発的に売れるようになったといいます。

合わせて売れているのが扇風機です。

エアコンと同じく5割増と大きく伸びています。

エアコンの風を扇風機で送るという使い方をするお客様が多い。

猛暑で好調なのはほかにも・・・

訪れたのは男性向けの美容家電の売り場。

そこにあったのが「においチェッカー」。タニタが7月に発売した新商品です。

においを0から10の11段階で測定。

耳の裏などに当てて測ります。

相内キャスターは2、5を超えるとケアが必要なレベルだといいます。

夏になると汗をかいて周りのケアを気にする人が増えている。

暑い時期が続くのでにおいチェッカーは非常に売れるのでは。

株価への影響

商品の現場にさまざまな影響を及ぼしている猛暑ですが企業の株価にも影響が出ています。

例えば麦茶の製造・販売を手掛ける石垣食品の株価、7月の株価の推移を見てみると7月2日の終値は157円でしたが7月25日の終値は212円と35%も上昇しています。

猛暑で麦茶の売上が伸びるという見方から個人投資家の買いが集中したということです。

ほかにもこの猛暑でビールの製造・販売を手掛けるキリンホールディングスの株価は4%上昇。

あずきバーが有名な井村屋グループも6%上昇しています。

一方、この猛暑が厳しかった1週間で株価が下がった企業もあります。

東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドの株価は3%下落。

この1週間、東京では最高気温が35度を超える猛暑日が続いたということで客足が遠のくのではと懸念されたとみられています。

同じくラーメン店の日高屋を運営するハイディ日高も株価は3%下がっています。

暑いときはラーメンよりも麦茶やアイスを食したいという人が多かったようです。

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