今年も残すところ1週間となりました。
今年の日経平均株価の推移です。コロナショックで3月には1万6,000円台を記録するまで下落しましたが、その後世界的な金融緩和を追い風にしてバブル経済崩壊後の最高値2万6,817円と更新しています。まさに激動の1年でした。

今回、こちらに用意したのは日経500種平均株価の今年の上昇率トップ10の企業です。
順位 | 銘柄 | 上昇率 |
---|---|---|
1位 | エムスリー | 2.8 |
2位 | SGHD | 2.5 |
3位 | ネクソン | 2.4 |
4位 | カプコン | 2.3 |
5位 | 日本ペイントHD | 2.1 |
6位 | ワコム | 2.0 |
7位 | イビデン | 1.9 |
8位 | ダイフク | 1.9 |
9位 | MonotaRO | 1.8 |
10位 | 新光電気工業 | 1.8 |

日経平均に比べて日経500種には経済状況が厳しい中でも成長が期待される伸び盛りの企業が数多く含まれています。
1位の株価の上昇率はなんと2.8倍。3倍近くなったのがエムスリー。医療従事者向けの情報サイトなどを運営する企業です。
続いて3位のネクソンや4位のカプコン、これらはゲーム関連銘柄。自宅で過ごす時間が増えたことが追い風となったようです。
2位の佐川急便は物流、そして8位のダイフクも物流関連企業でネット通販の需要が伸びたことが追い風になりました。
7位と10位はいずれも半導体関連企業、イビデンと新光電気工業がランクインしています。
今回、WBSが注目したのが6位のワコムという企業です。株価の上昇率2倍ですが、実はある製品の世界シェアがトップの企業です。製品が使われている現場を取材しました。

株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム

森田京之介キャスターが訪ねたのは都内にあるコミックス・ウェーブ・フィルムのオフィス。

「天気の子」のキャラクターのパネルがありますね。

去年、大ヒットした映画「天気の子」など人気作品を世に送り出す新海誠監督が所属するアニメ制作会社です。

そんなアニメ界をリードする現場で欠かせない道具があるといいます。それがペンタブレットです。

よく見るとワコムの文字がありました。

コミックス・ウェーブ・フィルムの松岡理恵子さん、
3年くらい前から使い始めた。

描き上げるまでの労力がすごく少なくて済むようになった。

天気の子の製作にも参加した松岡さん。松岡さんはもともと紙と鉛筆で作業していましたが3年ほど前からペンタブレットを利用。描き直しの作業が楽になり仕事の効率が上がったといいます。

何度書き直しても汚れないので納得いくまで直すことができる。

私にとってはデジタルは相性が良かった。

株式会社ワコム
プロのクリエイターから支持を集めるワコム。

迎えてくれたのは社長の井出信孝さんです。

ワコムのペンタブレットは世界シェア1位だといいます。

その描き心地を試してみると・・・
強みのひとつが最大8,000段階の筆圧検知センサー。色の濃淡を自然に再現できるといいます。

さらに画面をタップするだけで文字が消えていきます。デジタルの強みを生かしてやり直しも簡単です。

またコロナ禍で意外な分野での需要も生まれているといいます。
絵を描くだけでなく「教育」。

リモート教育で先生と生徒が同じ教室で集えない時、白板代わりに使うなどの使い方がある。

新たな需要も追い風に今年度は売上も利益も過去最高になる見込みです。

「こんな便利なことができる」という"おしゃべり"なサービスになりたくない。

僕らの出自はやはり"道具屋"。

人間の行為をサポートする道具であり続ける。

コメント
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