株式会社アドレス
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2021年儲かりそうキーワード。まずはマルチハビテーション。なんですかそれ？
そのマルチハビテーションでこれからかなり儲かりそうな会社があるということで長野県軽井沢町へ。
辿り着いたのはADDress（アドレス）という会社。
パッと見は普通のお家のようですが…
こんにちは。
出迎えてくれたのはアドレス、取締役の桜井里子さん。
早速ですがマルチハビテーションって何なんですか？
多拠点生活ですかね。
マルチハビテーションとはmulti（複数の）がhabitation（住まい）という意味で1ヵ所ではなく複数の場所に住む多拠点生活のこと。
例えば平日は仕事場に通いやすい街の近くの家で暮らし、週末になると郊外に行って過ごすって人やリモートワークだけで通勤する必要がないので色んな場所を転々を渡り歩くって人などが少しずつ増えている。
桜井さん、ADDressはそのマルチハビテーションでどんなビジネスを？
定額制で全国住み放題のサービス。
ADDressは全国に100ヵ所以上のシェアハウスを持っていて、その1室を月々4万円からの定額制でどこでも住み放題というサービスをしている会社なんです。
ここ軽井沢の家もそのシェアハウスの1つ。
この日、2階の一室に滞在していた会員の西出裕貴さんは、ADDressをどれくらいの頻度で使っているのか？
数えきれないくらいは使っているが拠点は22、3ヵ所まわってるくらい。
「自分の家は？」
実家が大阪にあるので服を取りに行くとかぐらい。実家に帰るのは。
「なんでADDressを使おうと思ったんですか？」
コスパが良かった。
水道光熱費とWi-Fiも含まれてる。初期費用もなかった。
「敷金礼金もいらないってこと？」
そうです。
神奈川県逗子市の海にほど近い丘の上にあるこちらもADDressのシェアハウス。
ここに滞在していたのは最近ADDressを利用し始めた荒牧さんご夫婦。
ADDressのシェアハウスは一部屋の利用料金なので2人で住めばよりお得に！
今横浜に住んでいる。
家でいつも作業してるんですけどずっと家で作業してるとマンネリ化してきてきたりするので気分の転換。
気分転換。
荒牧さん夫婦、これからは月に1週間はADDressのシェアハウスに滞在してリフレッシュする予定なんだそう。
というのもADDressのシェアハウスにはオシャレな家が多いし、大自然の中で眺めが抜群だったり、なかには温泉の露天風呂があるところも。
でも、どうして全国各地のシェアハウスを月々4万円からという安さで運営できるのか？
ほとんどがこうした空き家を活用した普通の民家です。
ADDressは空き家を借りてシェアハウスにしているんです。
いま日本では田舎だから売ろうとしても売れないし、取り壊すにしてもお金がかかるし、どうしようと悩みごとのタネになっている空き家がどんどん増えている。
だったら貸して家賃をもらえれば嬉しいということでADDressは比較的お安く空き家を借りられているんだとか。
こんなところ人来るかな？みたいなところあるんですが、結構稼働率良いんですよ。
オーナーがこれ稼げるなと思ってるみたい。
お家のリノベーション代をオーナーさんが支払いますが、あとはADDressが生活に必要な家電や家具、食器や調味料などの生活必需品を用意して会員さんに紹介してくれるんです。
京都や奈良と行った観光地よりも地味だけど自然豊かな地方の町の方は結構人気で、時にはそこを気に入った会員さんが家を買ってくれるということも！
2030年には空き家が全国で2000万軒と言われている。
その1％、20万軒はADDressとして空き家の活用を目指したいと思っている。
会員数100万人というところは目標にしています。
これはこれからますます、
ADDressはマルチハビテーションでがっちり！
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