[WBS] かつての名機が復活!?国産PCメーカーに追い風が!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

かつて一世を風靡したパソコン「VAIO」が好調です。5年前にソニーから独立した会社の今年度の業績は過去最高益を見込んでいますが、さらなる追い風となっているのが米中の貿易戦争です。

VAIO株式会社

モバイルPCの新しいスタンダードを提案する「VAIO SX12」「VAIO Pro PJ」。

5年前、ソニーから独立したパソコンメーカー「VAIO(バイオ)」の新製品発表会です。

今回は持ち運びやすいコンパクトなボディに最大限大きくした液晶とフルサイズのキーボードを搭載しました。

オフィス外での仕事など働き方改革を進める法人需要を狙った製品です。

現在、VAIOの販売台数の7割が法人向け。ソニーから独立後、個人向けの販売から切り替えたことで順調に売上を伸ばしています。

VAIOの吉田秀俊社長、

業績は大変好調で増収増益、最高益という形で2018年を締めくくると思っている。

まだ決算はこれからだが確信を持っている。

米中貿易戦争

こうした中、さらなる追い風となっているのが米中貿易戦争です。

製品の輸入がしづらくなるとか、部品供給の問題が出るとか不安感が多少出てくると思う。

法人や官公庁で国産を求める声が大きくなっている。

VAIOのパソコンは部品のほとんどが日本製。さらに生産も長野にある工場で行っています。

国内生産の安心感からVAIOの引き合いが強まっているといいます。

「業績への影響は?」

直接的にはまだないと思うが半年後ぐらいにそれなりの良い数字が出てくると思う。

Dynabook株式会社

一方、ダイナブックもブランドの30周年イベントを開きました。

ダイナブックの覚道清文CEO、

ダイナブックブランドを大切に育て守っていきたい。

30年前、東芝が生んだノートパソコン「ダイナブック」。

現在はシャープの子会社です。

傘下に入ってからはコスト削減などで47億円の赤字から黒字に転換。

さらに2021年度中の上場を目指します。

しかし、ダイナブックは最大の生産拠点を中国に持っていて、アメリカへも輸出しています。

今回の米中貿易戦争が懸念材料になる中、シャープやその親会社である台湾の鴻海精密工業との関係を生かし、生産拠点の移転も含め対応していくとしています。

何があっても対応できるよう生産地の再編の含めて検討してる。

競合他社よりも足回りよく対応することでチャンスに変えていきたい。