[WBS] 外食の配達代行ウーバーイーツ!配達員たちが労働組合設立へ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

宅配サービスを展開するウーバーイーツの配達員たちが待遇の改善などを求め労働組合の設立に向けた準備会を開きました。シフトや時間、そして労使関係にしばられない新しい働き方として注目されてきましたがウーバー側と配達員が事実上の雇用関係に近いことから配達員たちは年内にも労働組合を設立し、団体交渉に臨みたい考えです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

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都内の労働組合の事務所が多く入るユニオン運動センター。

6月12日に集まったのは外食の配送代行サービス、ウーバーイーツに登録している配達員です。

ウーバーイーツはアプリを通じてお客様の注文を受けると配達員のスマートフォンに通知。配達員は飲食店で品を受け取りお客さまのもとへ。配達料として報酬を得ます。

ウーバーからの依頼を受けるかどうかを選ぶのは配達員自身です。

また、シフトもなく働く時間やスケジュールも配達員が決めることができます。

自由な働き方として注目されていますが、問題も・・・

日本労働弁護団の川上資人弁護士、

先々月ぐらいから事故にあって補償がないとツイッターも増えている。

労働組合を作れば会社と対等な立場で労働条件の改善が要求できる。

労働問題を多く手がける川上弁護士。ウーバーイーツの配達員の待遇を改善するために労働組合を結成する必要があると呼びかけました。

その呼びかけに応じて集まったのがおよそ20人の配達員。口々に現在の厳しい状況を訴えました。

件数をこなさないとインセンティブが稼げない。それによって無理な運転や事故につながる。

一方で労働組合という手法が有効なのか疑問の声も出ました。

正式な労働組合として認められるのか?

対抗策は、例えばストライキとか、会社への圧力はどういった内容になるのか?

尾崎浩二さん

今日の準備会に参加した尾崎浩二さん。以前、WBSでは配達員が立ち寄れるスペースを自ら提供したり、事故で怪我をしてしまった配達員を支援できるように互助会を立ち上げるなど労働環境を改善しようと活動する様子を取材していました。

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尾崎さんのグループでもこれまで組合を作る話はあったといいますが、設立には踏み出せなかったといいます。

稼ぎを減らされるとか不利益なことをされるのでは、疑心暗鬼になっていく。

尾崎さんが疑心暗鬼になる理由のひとつが配達の量に応じて支払われるインセンティブが人によって違うことでした。

その基準についてウーバーに問い合わせたところ、明確な回答は得られませんでした。

なぜそうなのか教えてくれないとおかしい。お金をもらって仕事をしているのに。

そこが自分の中で不信感がある。

尾崎さんはこうした関係を改めるためにも労働組合の必要性を感じています。

ウーバーと配達員の関係は従業員ではなく、個人事業主としての契約です。

今回の動きに対してウーバージャパンは、

準備会合については弊社がコメントをする立場にないが多くの配達パートナーがウーバーイーツのフレキシブルさに価値を感じていて、同時にこの「個人事業主」という働き方の質と安全性を高めるために日々取り組んでいる。

配達員が組合を結成したとしてもウーバー側がすぐに団体交渉に応じる可能性は低く、待遇が改善につながるかは不透明です。

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