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[WBS]「うどん」だけじゃない!トリドール海外戦略に密着[株式会社トリドールホールディングス]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

うどんチェーンの丸亀製麺。お客様の目の前で製麺し、できたてのうどんを提供するのが特長です。

コロナで外食産業が苦境に立たされる中、去年初めて発売したのがうどん弁当です。

1,200万食を売り上げる大ヒットとなりました。

その丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスを率いるのが粟田貴也社長です。

2027年度までに海外の店舗数を現在の600から4,000へ拡大する計画を打ち出していますが、そのカギを握るのはうどんではない意外な麺でした。

株式会社トリドールホールディングス

株式会社トリドールホールディングス
できたての本物のおいしさをすべてのお客様へ。本格讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」をはじめ、いつまでも愛され続ける地域一番店を創造する外食産業のリーディングカンパニーです。

中国・深圳。

ショッピングモールでランチタイムにひときわ賑わっている店が・・・

ライスヌードル専門店の「譚仔米線(タムジャイミーシェン)」です。

6種類のスープに20種類以上の豊富なトッピングを組み合わせ自分好みにオーダーメイドできるのが特長。

お客様は・・・

コストパフォマンスが高い。料理が出るのが早い。サービスも良い店。

こちらは一番人気の麻辣スープ。

その味は・・・

上海支局の菅野陽平記者。

弾力のある麺に辛くてコクのあるスープが絡みます。見た目以上にボリューム感があります。

タムジェイは香港生まれのヌードルチェーン。およそ150店舗を展開していますが、今年4月に中国大陸へ初めて進出しました。

タムジャイミーシェンの羅偉明店長。

お客様によっては毎週3~4回来ている。家族で来る人が多い。

実はこのタムジェイ、トリドールが2018年に買収し、傘下に収めたブランド。

この日、東京の本社で粟田貴也社長が香港と結んで会議をしていたのはタムジェイを統括する小会社のトップです。

中国・深圳の状況はどうですか。

タムジェイインターナショナルの劉達民CEO。

地元客の評価も良く非常に好調。

実はこのタムジェイこそトリドールにとって海外4,000店計画のカギを握る会社。

タムジェイを香港市場へ上場させる計画が話し合われていました。

上場で市場から調達した金をもとに巨大な中国市場に打って出る戦略。将来的にはタムジェイだけで世界1,000店以上を見込んでいます。

中国本土でどれだけ店舗数が増えるのか。

丸亀製麺という業態もわが社の柱だが、もう一本柱ができたような感覚。

実はトリドールは丸亀製麺以外にも国内外で20以上のブランドを展開。

こうした複数のブランドの新規出店とさらなるM&Aで海外4,000店を目指しています。

なぜ今、海外展開を強化するのでしょうか?

日本市場は八方ふさがり的な感じがあったのも事実。

海外はまだまだ人口も増えているし、市場そのものが成長している。

チャレンジするにはふさわしい市場。

粟田社長が海外拡大へ舵を切る転機となったのがロンドンでの失敗と成功です。

今年7月、丸亀製麺イギリス1号店がオープン。初日には1時間待ちの行列ができるほど話題に。

しかしこのロンドン進出、実は7年前に一度断念した苦い経験があります。

当初、日本から社員を送って現地でいろいろな人の世話になりながら物件探しを始めたが、丸亀製麺を一から現地で立ち上げるのはかなり難しいこと。

出店場所の確保に苦戦し、撤退を決めたのです。

一方この頃、同じロンドンでその後の戦略を変えるヌードルチェーンと新たに巡り合ったといいます。

ロンドン支局の中村航記者。

こちらのレストラン、まるでライブパフォーマンスのような形で厨房が見えるようになっています。

中華鍋を使い、お客様の目の前で料理。フライドヌードルを提供する「WOK TO WORK」です。

好みに合わせて麺やトッピングを選ぶスタイルとこのパフォーマンスに魅せられてお客様がやってきます。

一番最初に大行列を見た。この行列はすごいなと。

感動体験を軸に考えている。

われわれと考え方が同じなら一緒にやったほうが圧倒的に早いんじゃないかと思った。

2015年にこのウォック・トゥ・ウォークを買収。海外の飲食チェーンの買収は初めてでした。

その成功をきっかけに日本から人や資金を送り海外展開を進めるこれまでのスタイルを辞めて現地企業とパートナーを組んで任せるスタイルに転換しました。

日本から管理を一元化した瞬間に成長の速度は止まってしまう。

人・モノ・金すべてが日本に集約するより世界の拠点に分散化したほうが同時に成長でき、成長の速度が2倍・3倍・10倍になるのではないか。

こちらは世界の飲食店の店舗数ランキング。

サブウェイの4万1,000店を筆頭に有名ブランドがずらりと並びますが、日本生まれのチェーンは一つもありません。

世界の外食企業の中で互角に戦っていける、成長していける会社を狙っていきたい。

そして10月7日、トリドールは世界に挑む第一歩を踏み出しました。

香港とライブで結んで行われたのは上場セレモニーです。

あのタムジェイが香港市場に上場を果たし150億円を調達。

海外4,000店計画が本格的に始まります。

海外展開、グローバル展開の一つの入り口に立ったかなという思い。

世界一のヌードルカンパニーを目指したいと思っている。

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