投資と聞くとどんなイメージがありますか?
まだ少しハードルが高いと感じる人が多いかもしれませんが、いま少ない金額から手軽に始められるサービスが広がっています。
キーワードは「おつり」。
おつり貯金
おサイフの中の小銭を少しずつ貯めるおつり貯金。やっている人も多いのでは?
街の人は?
財布の中のお金で余ったものを寄せる感じ。
2週間ぐらいで1万円ぐらいになる。知らないうちにたまるので負担がない。
では、おつり貯金を投資に変えてみたら?
TORANOTEC株式会社
そんなサービスを始めたのがトラノテックです。
「どんなサービスですか?」
藤井亮助取締役は、
5円から投資できるおつりで投資のサービス。
トラノコ
おつり投資アプリ「トラノコ」。
クレジットカードや電子マネーを登録すると日々の買い物のおつりに相当する金額を自動的に投資に回す仕組みです。
まず、おつり投資の金額を100円、500円、1,000円の中から選びます。
例えば100円と設定した場合、170円の買い物をすると端数の30円が、500円と設定すると330円が投資に回るのです。
毎月1回、1ヶ月分の総額が登録した銀行口座から引き落とされますが、
上限設定ができるので月1万円なら1万円を上限に投資できる。
投資先は安定重視の「小トラ」からリターン重視の「大トラ」までの3種類から選択可能。株や債券などに分散投資されます。
運用状況はスマホで確認することができます。
「マイナスになって損する可能性も?」
相場なので良いときも悪いときもあるがコツコツずっと投資していくのが資産形成で重要。
家計の金融資産
そもそも何故、おつり投資というサービスを考えたのでしょうか?
実は家計の金融資産1,832兆円のうち半分以上の945兆円が現金や預金で日本ではまだまだ貯蓄から投資への流れが進んでいないのが現状です。
この会社ではおつり投資というカタチなら投資へのハードルが下がるのではないかと考えたのです。
バロック社長は、
日本にはコツコツ貯金する文化がある。同じようなコツコツ投資する文化のポテンシャルがあるはず。
松塚沙紀さん
現在、利用者の半数以上が投資の未経験者というこのサービス。
都内に住む主婦の松塚沙紀さん(36歳)もその1人です。
なにげないお金が積み重なるとそれなりの額になるのでおもしろい。
来年生まれる子供のため、1ヶ月に1万円ほどのおつり投資で学資保険の代わりに教育資金を作りたいといいます。
気軽に日々の買い物の中でちょっとずつ始められるところが一番いい。目標は200万円ぐらい。
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