
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏。
この2人に共通しているのが集中する時間を作ることを非常に重要視していた点です。
日本では労働時間の削減、いわゆる働き方改革の柱となっていますが、労働時間が短くなってくるとその分、オフィスでいかに集中して仕事をするのかが大切になってきます。
そこで新たなビジネスも生まれてきています。
Think Lab
[blogcard url="https://thinklab.jins.com/"]
大浜平太郎キャスター、
普通のオフィスビルの一画ですが、新しいタイプのシェアオフィスです。
「Think Lab」、どういうコンセプトですか?
井上一鷹さんは、
「世界で一番集中できる空間」を作ろうと思った。禅寺がコンセプト。
世界一集中できる空間とは?
早速入ってみると、
照明はグッと落としていますけど、長い黒い石が敷き詰められた廊下になっています。
自分の足音がコツコツと耳に入ってきます。リラックスというより緊張感があります。
自動ドアが開くと、
一気に逆ですね、開放的な空間です。窓が広がっていて。
井上一鷹さんは、
暗い廊下を歩くことでストレスをかけて、ぱっとリラックスすると脳の中で集中しやすいルーティンができる。
株式会社ジンズ
[blogcard url="https://www.jins.com/jp/"]
実はこのシェアオフィスを手掛けたのはメガネ販売大手のJINS(ジンズ)です。
ジンズは2年前に集中力を計測できるメガネ「MEME(ミーム)」を開発。社員が実際に職場で計測してみたところ実はあまり集中できていないことがわかり、世界一集中できる空間を作る計画が始まったといいます。
社業スペースは他人の目が気にならないように席は全て窓向きになっています。
椅子にもこだわりがあります。
座るだけで勝手に腰が立って姿勢が良くなる。
視線が下を向くと人はロジカル(論理的)になりやすい。何か論理的に物事を考えたい場合はこの椅子がわれわれの提案。
一方、座ると目線が上になる椅子では、発想力を豊かにする効果があるといいクリエイティブな仕事に向いています。
向き合っている仕事やミッションに対して、どちらの脳みその使い方がいいかによって席を選ぶ。
働き方改革で労働時間の削減が求められる中、ジンズは集中力を高め生産性を上げるというニーズが今後も拡大すると捉えています。
ビクターエンタテインメント株式会社
[blogcard url="http://www.jvcmusic.co.jp/"]
またこのプロジェクトにはこうした考えに賛同する18社が協力しています。
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レコード会社、ビクターエンタテインメントが提供したのは空間の音です。
川の音が聞こえてきます。
ビクターエンタテインメントの榎本誠也さんは、
川の音は基本的に水だから足元から。
天井からは鳥のさえずりが聞こえます。
オフィスでも自然界に近い音を再現することで集中力を上げる効果があるといいます。
利用料は月額7万円と強気です。
オフィス関連事業
ジンズは今後もオフィス関連事業を拡大する考えはあるのでしょうか?
田中仁社長は、
海外でもこういう場所が欲しいという声もある。
「オフィスコーディネーター事業も?」
そういう要望も頂いている。MEMEから生まれた発展性のある事業になる。
THE BAYS
オフィスでの生産性を高める提案はこちらでも。
アウトドアメーカー、スノーピークが展開するオフィス。
室内には焚き火台にチェア、そしてテントまで置かれています。
その名もズバリ「キャンピングオフィス」。
11月30日、ソフトバンクや富士ゼロックスなど8つの企業の担当者が見学に訪れていました。
実際にテントの中で会議を行うとどんな効果が現れるのか体験です。
議題は「働き方改革」。
自分の会社が抱える課題を出し合っていきます。
ソフトバンク担当者は、
会議室が本当に空いていなくて取り合い。フリーのミーティングスペースもあるが待っている。
エイムクリエイツ担当者は、
それってなんで?他の人に聞かれたくないとか。
出会って1時間もしないうちに参加者同士は議論を深めていきました。
非日常の空間を演出することで五感を刺激し自由な発想やコミュニケーションを促す効果があるといいます。
ソフトバンク担当者は、
テントの雰囲気やキャンプ用のテーブルでやると、真面目な話はするが気分的にリラックスして話ができた。
事務用品メーカー担当者は、
打ち解けるのも早かった。
打ち解けるまでのスピードがだいぶ違う。
株式会社スノーピークビジネスソリューションズ
[blogcard url="http://snowpeak-bs.co.jp/"]
2016年から始めたこの事業、働き方改革が注目を集める中、引き合いは多く、これまで約60社が導入しています。
スノーピークビジネスソリューションズの村瀬亮社長は、
オフィスの中にキャンプのしつらえをする。アウトドアや自然の力を企業の人材問題の解決に使うという新しいマーケット。マーケットは逆に無限にある。