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[WBS] 腸を整え老化防止!?話題の「クレンズフード」とは?

2017年7月28日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

健康に関する話題です。デトックスとかアンチエイジングなどの言葉をよく耳にするようになりましたが、いま新たなキーワードが注目されています。

ステジオに並べられたヨーグルトやジュース、グラノーラやパスタなど私たちが普段から当たり前のように口にする食品ですが、これらにはある共通点があります。

それが「クレンズフード」です。

このクレンズとはお化粧などを落とすクレンジングと同じ洗浄・浄化という意味がありますが、腸を整えることで免疫力や新陳代謝をアップさせて体を健康な状態に導くことが期待される食品です。

肌や髪の毛にもいいといわれています。

いま業種を問わず様々な企業が注目しているクレンズフード。その広がりを取材しました。

TENOHA DAIKANYAMA

[blogcard url="http://tenoha.jp/"]

7月27日、都内のレストランで開かれたクレンズフードを使った期間限定メニューの発表会。

トークショーにはクレンズフードを愛用しているタレントのマギーさんが登場しました。

すごく食べた次の日はクレンズフードにしたり、バランスをとるようにしている。ここ1~2年で腸活とか腸マッサージというワードがすごく出てくるようになって、本当に腸が大事。

「スーパークレンズパスタのカーチェぺぺ」は国産米粉の中にアマゾン原産のスーパーフード「アサイー」を混ぜ合わすことで1食でレタス5個分の食物繊維を摂ることができます。

試食した林智博さんは、

もっとボソボソしているかと思ったが弾力があっておいしい。

アンファー株式会社

[blogcard url="http://www.angfa-store.jp/"]

こちらのレストランで使われているクレンズフードを開発したのは一見、食品をは関係なさそうな薬用シャンプーで有名なアンファーです。

エイジングケア商品開発で培った知見を活かし今年からクレンズフードを軸に食品事業に本格参入を果たしました。

アンファーの広報課、坂村愛実さんは、

腸は第2の脳といわれるほど体調の好不調に深く結びつきがある。クレンズフードを食べることで肌がきれいになったり免疫力が向上したり、体型のケアができることを期待している。

食で健康な体を作り、老化防止につなげる。

アンファーは予防医学を強みに他社と差別化を図り事業を拡大させたい考えです。

健康市場は約7,500億円あるといわれていて幅広い年代が美と健康に意識が向いているので年々市場が顕著に伸びている。

ELLE café

[blogcard url="https://ellecafe.jp/"]

クレンズは街にも広まっています。

こちらのカフェではクレンズフードといって体を内側からキレイにするメニューが人気だといいます。

フランスの人気雑誌、「ELLE(エル)」の名前を掲げるカフェ。

「健康に美しく生きたい」という人に向けて最先端のクレンズフードを提供しています。

例えば「フルーツヨーグルトグラノーラ」はヨーグルトを使っているといいますが、エルカフェ青山の宍戸麻美さんは、

ココナッツミルクから作られたヨーグルト、100%植物性の乳酸菌を発酵させている。整腸作用も期待できるし、ココナッツミルクには亜鉛も多く含まれていて美肌効果が期待できる。

試食した相内優香キャスターは、

まろやか。普通のヨーグルトとは全然違いますね。クリーミーでちょっと酸味があるんですが、どちらかというとココナッツムースって感じです。

コンブチャエキス

「コンブチャエキス」は2年かけて開発したというコンブチャ。昆布のお茶ではなくルイボスティーをベースに約100種の植物を自然発酵させたエキスと植物性の乳酸菌を入れて作ったものです。炭酸や水などで割って飲みます。

1杯(300ml)にヨーグルト8個分の乳酸菌が入っていて、新陳代謝を活発にしてアンチエイジングなどの効果が期待できるといいます。

エルカフェジュースクレンズプログラム

さらに様々な種類の野菜やフルーツを使っているという「エルカフェジュースクレンズプログラム」。

1日の食事をこの6本に置き換えることで腸を休め整えます。

価格はセットで約8,000円です。

「体にいいものには興味があるか?」

興味あります。美肌とか。

おなかに良さそう。美容に良さそうな感じ。

良い素材を使い手間を掛けているため比較的高価なものが多い中、来店するお客様は増えていてさらなる出店依頼も来ているといいます。

エルカフェを運営するアンディカートの満賢氏社長は、

今の日本の社会でも少しずつ健康ブームになりつつあるのはもちろんだが、一般的に健康的な食事をするところまで日本では至っていないような気がしているので、それが身近なものであるというところにリーチしようと。

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