
せまい業界!ドリル&カッター業界
岡山発!建物を切っちゃう巨大カッター
まずやって来たのは岡山県にあるタグチ工業って会社。

遠いところまでご苦労様です!

よろ%@#…噛んでる!

あぁちょっと緊張気味の田口裕一会長ですが…

ものすごいカッターを作ってがっちり!

「年間売上げは?」

70億円くらい。

実は3年連続で増収増益とがっちりなタグチ工業。

いったいどんな儲かりカッターを作っているのか?

会長に連れられて向かったのが…
「何ここ?」

スクラップを集めたスクラップヤード。

ここにとんでもないカッターがあります。

辺り一面巨大なスクラップの山。すると…
あれがタグチ工業の巨大カッター「ガジラ」。

「鉄切ってるんですか?」

鉄で鉄を切ってる。

そう、タグチ工業の儲かりカッターはとにかく大きいものを切れる巨大カッター。その名もガジラ。

重さ6t、刃の長さ1mの大きな口で厚さ20cmもある鉄をチョキンとカット。

さらに印刷機の中でも一番硬いローラー部分もご覧の通り。

そして鉄の中にレンガが入ったボイラーもまとめてカット!

鉄もコンクリートもレンガも切れる。

なんでもかんでも一緒くたに切る巨大カッター。

実はある特殊な所で大活躍なのだという。それは…

解体屋さんのために

油圧ショベルの先端のカッターを作ってがっちり!

解体現場。

しかも鉄筋コンクリートでできた建物をまるごと解体する現場でガジラは引っ張りだこなんだとか。

今まで解体といえばショベルカーでつついて崩し、中の鉄骨は切るのに2~3人がかりでと、とにかく時間は掛かるは危ないわで大変だった。

ガジラを使えばチョキチョキ切ってスムーズに解体できる。

実際にガジラを8台所有しているお客さん「安田産業」に伺うと…

安田産業 相談役の安田猛男さん。
コンクリートを切ってもちびらん。

「ちびない?」
ちびるは岡山弁。

ちびないは擦り減らない、摩耗しない。

なので従来の解体用カッターに比べ作業スピードが倍以上アップっていうからスゴい!

しかもこのガジラ、特に日本の建物の解体でトンデモなく役に立つんだと。というのも…

日本は地震国なので世界よりもゴツい建物でできてる。

とにかくカッターも大きく強くというのが最近の傾向。

そんな日本の解体現場になくてはならない存在のガジラ。そのお値段は会長、ぶっちゃけいくらですか?

大体2,000万円ぐらい。ちょっとした高級車買えますね。

それにしても何でこんなにスパスパ切れるのか…

田口会長によるとカッターの素材にヒミツが!

例えばブロン、チタン、コバルト等々ちょっと言えないものが。

レアメタルで価格が高いものがブレンドしてある。

とにかく今まで作ったどの刃よりも硬い。

とにかく硬さにこだわる田口会長が鉄鋼メーカーに頼んで作った自信作。しかも、ただ硬いだけじゃない。

硬いけど割れない。

普通なら切っている最中にヒビが入って割れてしまう。

デカイものを切る場合、硬いだけだとどうしてもポキっとなる。

ガジラは特殊な金属を混ぜて硬さに粘りをプラスすることでデカイものを切っても刃こぼれしないんです。

作業を終えたガジラの刃を見てみると…
まだエッジが立っている。

あんなに使ったのに。

恐るべしガジラ。その年間売上げは10億円以上。

解体用巨大カッターでがっちり!
