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[モーニングサテライト]【輝く!ニッポンのキラ星】LEDで食品検査を大きく変える!岡山・津山市 検査機メーカー[サムテック・イノベーションズ株式会社]

モーニングサテライト

地域の輝く企業を取り上げる「輝く!ニッポンのキラ星」。

今回は大手食品メーカーから注文が相次ぐ岡山県津山市のステンレス加工メーカーを取材しました。

商品の品質検査のやり方を変えた独自の発想とは。

サムテック・イノベーションズ株式会社

サムテック・イノベーションズ
フルカラーLEDで拓く未来。検品用コンベヤ、医療、研究用ライト

兵庫県神戸市にある野菜加工工場「関西三協」。

大手コンビニチェーンやスーパーマーケット向けにカット野菜を製造しています。

目を引くのがこの作業、一体何をしているのでしょうか。

関西三協の製造リーダー、靏木康浩さん。

LEDライトを使って虫などが入らないか検査をしている。

食品に光を当て品質を確かめていたのです。

特徴は光の色が変わること。

これにより肉眼で見えにくかった痛みなどを判別できるようになるといいます。

例えば枝豆は光に赤みを加えるとさやに豆が入っていないことがはっきりと分かります。

食材によって色を変えることでチェックしやすくなるのです。

今まで目視では葉の裏側まで確認できなかった。

LEDを使うことで可能になった。

4人での作業が2人になり非常に助かっている。

LED検査機「SUMCOM-MJ」の価格は1台200万円から。

現在9台が稼働中ですが、今後工場の検査機を全てこの機械にする予定です。

作っていのはサムテック・イノベーションズという企業。

発売以来、日清食品など大手食品メーカーで導入が相次ぎ、5年連続で売上を伸ばしています。

岡山県の北部に位置する津山市。ステンレス加工業の集積地として知られています。

ここに食品の検査を大きく変えた企業「サムテック・イノベーションズ」がありました。

2009年に創業したサムテック・イノベーションズは従業員12人、売上高は5億円に上ります。

創業当初はステンレス製のベルトコンベアを作っていましたが価格競争で大手メーカーに遅れを取るようになりました。

サムテック・イノベーションズの髙本智仙社長。

もっと付加価値をつけようということでフレームをくり抜いてLEDを中に入れたのが最初。

検査機に色を変えることができるLEDを埋め込んだのです。

若い時にいろいろなデザイナーから色は非常に人間に効果を出すということを言われて知識として頭に残っていた。

もともとデザインに興味があった髙本社長は大学卒業後、東京のデジタルデザイン会社に就職し、キヤノンのカラーコピー機などを担当。

このとき得た知識が新たな検査機を生み出す原動力になりました。

さらなる強みがこの明るさ。

従来の検査機は光を横から一列で当てるのが主流。

光源から遠くなると光が弱くなっていました。

真下から当てると非常に照度が出せる。

特許で一番の強み。

多くのLEDライトを下に付けることで光にムラがなくなり生まれる明るさは従来の10倍以上。

野菜だけではなく、魚介類など食品全体に応用が効くこの技術。

色が変わる明るいLEDによって食品検査の効率が高まりました。

2019年には特許を取得し、主力商品となっています。

そしていま力を入れているのが海外展開です。

台湾サムテック。

ジェトロに力を借りてやろう。

ジェトロ(日本貿易振興機構)とタッグを組んで台湾企業に検査機の導入を決まりました。

台湾は枝豆の検品でニッスイ(日本水産)が初めて採用した。

独自に食品世界に打って出たいと思い年数をかけて導入に至った。

さらに新たな分野に乗り出そうとしています。

目で見る検査で一番命に関わることを考えたら医療の現場だった。

2015年から医療向けの検査機の開発も進めています。

5つの大学と共同で最先端医療の一環として研究を進め、鳥取大学ではすでに動物の解剖で使用され始めています。

医療用でもっともっと小さくして色を変える分野があってそれもやっている。

色によって安心安全な世界が増えていく。それを見つけていく。

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