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[モーニングサテライト]【中国Tech】販売台数1位「ミニEV」とは[上汽通用五菱]

モーニングサテライト

中国のテクノロジーの最先端をシリーズでお伝えする「中国Tech」。

世界のメーカーが参入し、競争が激化する中国の電気自動車市場ですが実は意外な車が市場を牽引しています。

一体どんな車なのか取材しました。

上汽通用五菱

新宝骏汽车_宝骏汽车_五菱汽车_上汽通用五菱SGMW官方网站

ベトナムにほど近い中国・広西チワン族自治区。

この町に家族3人で暮らす凌子珺さん。2代目のファミリーカーにこの車を購入しました。

小さくて4人乗り。

子どもや友達がいても座れる。

省エネでお金も節約できる。

4人乗りですが全長は日本の軽自動車規格よりも50cmほど短いわずか2.9mです。

凌さん、自宅につくと車の間をすり抜け、アパート脇の狭いスペースに駐車。

室内のコンセントからケーブルを伸ばし、毎日この場所で充電をしているといいます。

充電は今39%。充電スタンドの場所も全て表示される。

充電はスマートフォンで管理できる仕組み。

通勤で毎月350キロほど走りますが、電気代はおよそ1,600円で済むといいます。

この車はウーリン自動車が去年7月に販売した「宏光ミニEV」。

これまで27万台を販売。今年に入ってからはテスラも抜き1位に。いま最も売れている電気自動車なのです。

人気の秘密はおよそ48万円からという格安価格。

その実力は・・・

上海支局の菅野洋平記者、

インパネは値段相応のプラスチックの質感ではありますが、スイッチがまとまり縁取りがオレンジでポップな作りになってオシャレですね。

液晶パネルのスピードメーターに、オーディオはスマートフォンも接続可能。

テストコースで走らせてみると・・・

結構滑り出しはスムーズですね。

室内に響くのはモーター音のみ。大人3人が乗っても曲がりくねった道を安定して走り抜けます。

さらにフル加速をしみていると・・・

そんなに速いということはありませんが、日常的に使う車としては不足がないくらいの加速はしてくれます。

過不足のない性能を実現しながらいかにして格安価格を実現できたのでしょうか。

上汽通用五菱の新エネ車CTO、趙亮さん、

耐久性、強度、衝突などの面で日本の軽自動車のデータを比較し、詳しい研究を行った。

日本の車は軽量化分野ではよくできている。

開発を手掛けたウーリン自動車は1980年代から日本の軽自動車を研究し、小型車の開発・生産を続けてきました。

格安ミニEVにもそのノウハウを取り入れたといいます。

さらに、

市場調査で判明した実際の使い方やニーズに基づきシンプルにした。

航続距離が長い電池をやめ低エネルギーの電池を採用した。

通勤などの短距離移動の需要を狙い航続距離は120キロに。

急速充電もあえて省くことで手軽な価格を実現しているのです。

その結果、顧客層にも大きな特徴が・・・

休日の販売店を覗いてみると商談客は若い女性ばかり。購入客の7割以上が30歳以下だといいます。

同僚も新エネ車を買った。

大学を卒業直後で経済的に余裕がないので、まずは短距離移動用に使いたい。

さらにインフラ面でも小型EVの普及策が。

市内の道路脇の歩道、こちらにずらりと並んでいるのは全てミニEVですね。そして全ての駐車スペースに充電設備が用意されています。

ウーリン自動車のお膝元、柳州市では中心部に格安で利用できる小型EV専用の駐車場が多く設けられているほか、ラッシュ時にはバス専用レーンも開放。官民挙げて普及が推し進められています。

上汽通用五菱のマーケティング責任者、

"小型・低価格・利便性"が新エネ車の今後の発展に必要。

小型EVは無限のポテンシャルを持つ市場。

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