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[WBS]好調!エスニック惣菜!新メニュー開発の秘策は?[株式会社成城石井]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

高級スーパーの成城石井が開発したエスニック惣菜。パクチーやナンプラーの香りが立っていて本格的に作られていることが分かります。

これまでは実際に海外に足を運んで本場の味を再現することもあったそうですが、コロナ禍で出張ができない中、意外な方法で新商品を開発しようとしていました。

株式会社成城石井

スーパーマーケット成城石井
スーパーマーケット成城石井は直輸入ワイン、チーズ、自家製惣菜、生鮮食品、輸入菓子など、日本、世界から選りすぐられた食品を取り揃えています。

都内にある成城石井 等々力店。

今よく売れているのが・・・

成城石井 等々力店の野澤拓人店長。

こちらが惣菜売り場。売り上げは店全体の20%を超える。

ずらりと並ぶ惣菜は実に200種類以上。

売れ筋を見るとエビとオクラのビーフン「シンガポール風焼きビーフン」やタイ風のご飯「タイ風カレー炒めのせご飯」などエスニック型が人気です。

珍しい味や家で作りにくい味など新鮮で好き。

パクチーを使ったタイ風の冷たい麺を買った。

他のコンビニにはない。

実際、成城石井でのエスニック系の惣菜の売り上げは右肩上がりで伸びています。

成城石井の原昭彦社長。

専門店でしか手に入らないような惣菜の売り上げが上がってきている。

より本格的なものであるとニーズはすごく高い。

7月上旬、成城石井の原社長が向かったのはシンガポール大使館。

目的はシンガポール料理の試食会です。

これまで成城石井はシンガポールなど現地で味を確かめ、商品開発に生かしてきました。

コロナで海外に行けない中、日本にある大使館に協力してもらい新たな惣菜を開発しようというのです。

こちらはエビをふんだんに使った3種類の麺料理。

ドライ・ラクサ。普通はスープ・ラクサが多い。

エビラーメン。

ドライ・ミー・シアム。

なかでも原社長が注目したのが・・・

まだうちで販売したことがないよね。

ぜひ、これは再現したい。

エビ風味たっぷりの焼きビーフンを開発することにしました。

1週間後、再びシンガポール大使館。

厨房で成城石井のシェフたちがレシピを学んでいました。

教えていたピーター・タンさんは実は駐日シンガポール大使。大使館のお客様に料理を振る舞うほどの腕前です。

最初に炒めているのは香辛料の入ったペースト。その中にある隠し味が。

日本ではエビミソと呼ばれる。

干しエビ。細かく砕いたもの。

エビミソに干しエビとエビの風味を次々と加えていきます。

成城石井の製造本部、勝本浩二シェフ。

通常作る工程は見ることができないので大変勉強になっている。

大使が自らここまで協力するのにはある理由が。

海外旅行ができない今、食を通じて日本の皆さんにシンガポールを思い出してもらうことが重要。

成城石井には本物の味を伝えてもらいたい。

シンガポールの観光業はいまコロナで大きなダメージを受けています。

そのためコロナ後を見据え、シンガポール政府観光局が情報の発信を強化。成城石井に協力することになったのです。

大使館での試食から1ヵ月後。

シェフが作った試作品を原社長が試食する日です。

用意されたのはエビの風味が効いたあの焼きビーフンです。

果たして・・・

今までと別物になりましたね。

より現地の味に近づいた良い商品。

1回目の試食で合格点が出ました。

このメニューは10月末に実施するシンガポールフェアで販売する予定。今後は大量生産するための味付けや調理方法の改良を重ね、商品化を目指します。

なかなか海外旅行に行けない、外食も制限されている中で本格的なものを食べたい、食に変化をつけたいお客様は多い。

このニーズの高まりをしっかりと捉えたい。

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