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[WBS] 見えた情報を読み上げる!?イスラエルが生んだ「驚きの眼鏡」!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

愛知県にあるトヨタ自動車本社で1月15日に開かれた展示会の模様です。

トヨタグループの社員と話し合っている方々、これはイスラエルのベンチャー企業10社です。

イスラエルで生まれた技術がいま世界中で注目を集める中、日本で活動を広げるイスラエル企業と、その活力を取り込もうとする日本企業の狙いを取材しました。

株式会社ラビット

[blogcard url="https://rabbit-tokyo.co.jp/"]

視覚障害者向けの生活支援機器の販売を手がける荒川さ明宏さん。

これが点字のメモ機。

最近、新しい商品を身に付けています。

それはメガネに付いているカメラ。

オーカムマイアイ2

荒川さんも目が見えません。

AIが、

1万円。

今まで紙幣はiPhoneのアプリで確認していたが、パッと確認できるので便利。

デバイスをタッチして確認します。

男・女があなたの前にいます。

カメラが捉えたお札や人の顔などの情報を耳元のスピーカーで知らせてくれるAI搭載の視覚支援デバイスです。

イスラエルのベンチャーが開発しました。

今までだと雑誌の文章などは重さのある専用の機械で読み込ませていました。

視覚障害者向け総合イベント「サ。

これはすぐ付けられる。

手軽に使えるのもこのデバイスの特徴です。

視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」は、皆様の暖かいご支援により…

値段は64万8,000円。

瞬時に読めることがオーカムの素晴らしいところ。

「目が見える」と考えたらとてもいい機械。

このデバイスのターゲットは視覚障害者だけではありません。

株式会社三城ホールディングス

[blogcard url="http://www.paris-miki.co.jp/"]

こちらは都内にあるメガネ販売店。

介護器などを手掛ける三城ホールディングスも全国およそ750店舗で11月15日から販売が始まりました。

オーカム・テクノロジーズ

[blogcard url="https://www.orcam.com/ja/"]

デバイスを手掛けたイスラエル・ベンチャー「オーカム・テクノロジーズ」の柳平大輔さんです。

視覚障害者はもちろんですが他にも高齢者や長時間の読書が困難な人にも使ってもらえると考えている。

WBSは半年前、このオーカムを現地で取材。

高齢化が進む日本で視覚障害者以外の市場も開拓しようと日本に上陸しました。

日本で2019年の販売目標は1,000台。

超高齢社会といわれる日本は非常に重要な市場。

イスラエル

オーカムがあるイスラエルは中東のシリコンバレーと呼ばれる起業大国です。

年間600以上のベンチャーが生まれています。

特に有名なのが自動運転向けで高い技術を持つ半導体メーカーのモービルアイ。

2017年にインテルが1兆7,000億あまりで買収し話題になりました。

トヨタ自動車株式会社

[blogcard url="https://toyota.jp/index.html"]

活発なイスラエルのベンチャーにトヨタ自動車もラブコールを送ります。

イスラエルのベンチャー10社を本社に招いた展示商談会。

集まったのはトヨタやグループ会社の社員たちです。

参加者にトヨタの担当者が自戒を込めて言った言葉は…

トヨタ自動車のユニット部品調達部、石田行男室長は、

たらい回しにすることなくできるだけスピーディーな判断を。

早速、イスラエル側のアピールが始まりました。

フォーサイトのドロン・コハディエールさんは、

安全において最も重要な問題は目の前の障害物を検知すること。

こちらの企業、フォーサイトは赤外線カメラと通常のカメラを組み合わせて周辺の状況を詳しく検知できる能力が売りです。

この技術に興味を持ったのがトヨタのグループ企業、アイシン精機の木村祥吾さん、

IR(赤外線カメラ)と通常のカメラをあわせてハイスペックな解像度にしているのか。

木村さんが開発しているのはクルマのドアを自動的に開け閉めする仕組み。

そこにフォーサイトの技術は使えるかもしれないと詳しく聞きに来たのです。

イスラエルはシリコンバレーに次いで注目している。

新しい技術がでてくるところなので絶えずウォッチしないと。

トヨタ側からイスラエル側にアプローチして始まったこの商談会。

トヨタが自動車業界での生き残りのために試行錯誤している様子が伺えます。

イスラエル企業はシリコンバレーの会社から出資を受けたいと聞く。

日本企業は検討に時間がかかるし、商品を世の中に出すまでの時間もかかる。

アメリカと同じスピード感は難しいかもしれないが、われわれの魅力を訴えていく必要がある。

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