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[WBS] [白熱!ランキング]焼き芋!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

寒い冬の定番おやつ「焼き芋」。

黄金色の甘い誘惑に大人も子どもも虜に…

奥深き焼き芋のトレンドとは?

いも子の焼き芋 阿佐美や

[blogcard url="https://www.asamiya.org/"]

寒いこの季節、おやつに食べたくなるのが焼き芋。

石焼き芋の移動販売をしている阿佐美や。

多い日には1日に150本の芋が売れる人気店です。

阿佐美やの村田洋子さんは、

今年はすごく売れ行きがいい。

店では常時4種類ほどの焼き芋を販売しています。

ねっとり流行りの「シルクスイート」が好きです。

でも「ホクホク系」を食べて育ったので「ホクホク系」も外せない。

見た目は同じように見える焼き芋ですが銘柄によって味や食感が違っていて実は奥深いスイーツなのです。

銘柄は数百種類を超えるといいます。

そこで今回は銘柄別焼き芋ランキングをお届けします。

やきいも丸じゅん

[blogcard url="https://yakiimo-marujun.com/"]

ランキングを集計したのは焼いも専門店やきいも丸じゅんです。

店頭には芋の銘柄がズラリ。

年間50銘柄以上を扱うが焼き芋はねっとり系とほくほく系の大きく2つの系統に分けられています。

やきいも丸じゅんの石川順一代表は、

同じ芋でも産地や生産者によって味が違ったり、気候の影響で年によって違ったりする。

それではランキングを見ていきましょう。

6位~10位

6位ホクホク徳島県産里むすめ
7位ねっとり宮崎県産エレガンス葵
8位ホクホク茨城県産紅あずま
9位ねっとり鹿児島県産蔓無源氏
10位ホクホク千葉県産大栄愛娘

大栄愛娘

10位は噛むほどに甘みが広がる大栄愛娘。

蔓無源氏

9位は100年以上変わらない味わいの蔓無源氏。

一度絶滅しかけましたが15年ほど前に焼酎用として復活。

いまも希少な品種でなかなか食べられない芋です。

紅あずま

8位は昔ながらのホクホク感が人気の紅あずま。

エレガンス葵

7位はなめらかな触感のエレガンス葵。

里むすめ

6位はホクホク系最高峰の甘さ、里むすめ。

ホクホク系なのにねっとり系のような甘さがあるのが特徴です。

徳島県のブランド芋「鳴門金時」の中でも特に優れたものだけが里むすめを名乗ることができるという最上位銘柄です。

ホクホク系の中では甘い。

なんか違う。高級感がある。

丸仁農園

ところで石川さんはどうやってさまざまな芋を探しているのか?

訪ねたのはとある農家。

見せてくれたのは芋の苗です。

これは宝みたいなもの。

なんだこんなものと思うかもしれないが、「護国藷」がこんなにあるなんてすごいこと。

これは護国藷という品種の苗。

戦時中に収穫量の多い芋として盛んに作られましたが、いまではほとんどお目にかかれない幻の芋です。

それを育てるのが苗農家の小笠原正仁さん。

30銘柄以上の芋の苗を作っています。

芋の苗屋さんなのであれもこれもと興味が湧いて。

走っちゃった。

こうした農家の存在に丸じゅんは支えられているのです。

4位~5位

再びランキング。

4位ねっとり茨城県産シルクスイート
5位ねっとり茨城・鹿児島県産紅はるか

紅はるか

5位は紅はるか。

シルクスイート

そして4位はシルクスイート。

今ではスーパーでもよく見かける存在になりました。

シルクとは絹。

絹のような食感。

きめ細かさが「シルクスイート」の売り。

3位

ランキングはいよいよベスト3。

3位ねっとり鹿児島県産安納芋

安納芋

3位はいまや焼き芋の代名詞ともいえる安納芋。

例年トップに君臨する人気の銘柄がまさかの3位に。

安納芋を抑えた2強は…

2位

紅天使。

2位ねっとり茨城県産紅天使

紅天使

2位は糖度が50度を超えるという紅天使。

そして栄光を手にしたのは…

1位

これが1位になった「甘太くん」。

1位ねっとり大分県産甘太くん

甘太くん

1位は強い甘さでリピーターも多い甘太くん。

味にバラつきがなく、品質が安定しており、皮ごと食べられるのが人気の理由です。

仙台金時

上位5銘柄が全てねっとり系という結果になりました。

しかし、ホクホク系巻き返しの追い風になるような注目の銘柄が取材当日、店に届きました。

「仙台金時」といって初めて生産した人が徳島の人で震災の復興の役に立ちたくて仙台に行って栽培した。

ホクホク系期待のホープ「仙台金時」。

この日、初めて焼くことに。

その仕上がりは…

うま味もある。

ヒットしそうな甘味がある。

ますます熱くなりそうな焼き芋人気。

トレンドの変化に今後も目が離せません。

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