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[WBS]中国に”日本メーカーの街”!最新技術を投入のワケ「パナソニック株式会社」

ワールドビジネスサテライト(WBS)

中国に日本の大手メーカーの名前がついた街が誕生します。

広大な敷地に日本ではまだ導入されていない最新の設備が採用されています。その狙いはどこにあるのか取材しました。

パナソニック株式会社

パナソニック商品情報 | Panasonic
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中国・上海から車でおよそ3時間。江蘇省宣興。

何もない田舎道の先に突如現れたのは建設中のマンション群です。

上海支局の菅野洋平記者。

中に入ってきましたけど、これは見事ですね。

敷地内には日本庭園も整備。

団地の名は松下社区。日本の大手メーカー「パナソニック」の名前がついた中国で初めての街です。

30万平方メートルの土地に住宅1,170戸、パナソニックが現地のデベロッパーとともに設計から手掛けました。

顧客ターゲットはシニア層。

マンションの価格は1部屋5,000万円台からと周辺の倍以上ですが、日本ではまだ実用化していない最新の技術を多く採用しています。

こちらのトイレ、手すりについた指紋センサーで座った人が誰なのかを識別。こちらに収納されたスティック型のセンサーを使うと尿検査もできます。

便座のセンサーでは体脂肪や血圧なども測定可能。座るだけで健康チェックができる仕組みです。

寝室は照明、空調をスマートフォンで操作が可能。睡眠モードを選ぶと自然な眠りをサポートするため照明を徐々に暗くしながら温度を調整することができます。

エアコンは北海道にハワイなど人気観光地の気候を再現する機能を搭載。

最新技術を日本に先駆けて中国に投入した狙いはどこにあるのでしょうか。

パナソニック中国・北東アジア社の本間哲朗社長。

私ども日本でああいう技術は長く研究している。

ところがなかなか日本で出番が無い。

特に高齢化の分野でスマート技術が現場で使われにくい問題がちょっとある。

とりあえず実装してみて、何がお客様に受け入れられるのかチャレンジしてみるという精神がこの国(中国)では強い。

敷地内にはショールームも整備。

あるき方を測定し、廊下をチェックできる設備などヘルスケアの最先端技術を体験できます。

高齢化が急速に進む中国でこの街を起点にシニア向け住宅市場を開拓し、年間1万戸の供給を目指しています。

さらにパナソニックは家電事業でも改革を進めています。

そのカギとなる場所が上海にあるデザインセンター。

パナソニック中国・北東アジア社のデザインセンター、西澤剛所長。

今までグローバルで開発したものを中国で発売するという形だったが、現在は中国で中国人のお客様に対して、どういった商品がいいのかデザイン開発を進めている。

2年前にデザイナーを大幅に増やして中国人を中心にこれまでとは全く違う視点で現地で開発を進めているといいます。

こちらは中国市場専用の電気シェーバー。

これまでは握りやすさだったり、色々なことを考え、形を作ってきたが、カミソリと連想できるようなシンプルなT字のスタイル。

日本や他の海外市場向けの製品と比べるとずいぶんとシンプルなデザインです。

そこには意外な理由が・・・

この小さい画面で他社を含めて商品を選ぶというのが中国の文化。

この中から特徴的でひと目見て欲しいと思わせるようなデザイン。

中国ではスマートフォンでのネット通販が主流。小さな画像が並ぶ画面で目立つためのデザインを狙っているのです。

消費者の反応は・・・

見栄えがとてもきれい。手触りがいい。

シンプルで高級感がある。

新しいデザインが若者などに受け入れられ販売がおよそ7割増化したといいます。

デザインだけでなく価格面でも・・・

イオンでヘアケアができるというドライヤーでは構造を全面的に見直して、地肌への機能などを削り、4割程度価格を下げました。

改革を急ぐ背景には中国の家電メーカーの成長による危機感があります。

特に2000年代に入ってから中国のGDPの拡大と比べれば成長が劣位していたと言わざるを得ない。

中国のことを中国で決めるというスタイルに変えているが、もう少し推し進めることで少なくとも中国のGDPを上回る成長率が確保できるのではないか。

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