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[WBS]コロナ禍で増えるM&A!売り上げ減でも1億円を投資!?[株式会社小野写真館]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

コロナの影響が続く中、増えているものがあります。それがM&Aです。ある企業がほかの企業や特定の事業を買収・合併することです。

このM&Aを仲介する主要な3社によると今年3月までの1年間の成約件数は1,321件で1年前と比べると4.2%増えているということです。

なぜ増えているのか、その背景を取材しました。

株式会社小野写真館

小野写真館グループ
小野写真館は、茨城県ひたちなか市に本店をかまえ、フォトスタジオ、ブライダル、成人振袖ショップ、結婚式場などの様々な事業をプロデュースしてます。

茨城県にある写真館「グランフォト小野写真館」。

親子の写真撮影の様子を傍らで見守るのはこの写真館の社長、小野哲人さんです。

写真スタジオ以外にウエディングレストランも3店舗運営していますが、この事業をコロナが直撃。

直近の売り上げは11億円で前の年から30%減りました。

初めはコロナを恨みましたし、国の政策とかに思うことはあったが、自分が決断して行動できるところに注力しようと。

経営の立て直しの決断として小野さんが選んだ方法はM&A。ほかの企業や事業の買収です。

まずM&Aの仲介サイト、4~5社に登録。

該当案件が来たという通知も結構来るので、それを毎日チェックするのが私のルーティン。

M&A仲介サイトをチェックし、6月に東京のITベンチャーからあるアプリの事業を買収。

1億円を投じて買ったのは赤ちゃんの日々の成長を記録するフォトアプリ「BABY365」の運営権です。

アプリに登録するのはユーザー自身が日常の中で撮った写真。カレンダー上でわが子の姿を毎日記録していきます。

写真にはコメントを付けることもできます。

アプリで記録した1年分の写真をフォトブックにまとめてもらうことも可能。価格は2万2,000円でアプリから注文できます。

実際にアプリを使う人は・・・

最初は高いかなと思って主人に相談したが一生の思い出になる。

アプリに日々登録しただけで本が出来上がるのはやっぱり楽。

このフォトブック、年間およそ4,000人が購入しています。

この買収にかかった1億円は全額銀行からの借り入れ。

自身の写真館の事業の幅を広げるシナジー効果がこの買収にあると確信したからこその決断でした。

この写真はパパママの距離感から撮れる写真。

逆にプロカメラマンでも絶対に撮れない写真で競合しない。

このサービスはコロナでも売上は大幅に伸びている。

コロナで打撃を受けたことでアプリなどITを活用したサービスを取り入れていくことの重要性を再認識したといいます。

今後は店舗・オフラインでもオンラインでも売上を上げていける。

会社にとってものすごく大きな意味を持つ。

小野さんがこのアプリ事業を見つけたのはM&Aの仲介サイト「ビズリーチ・サクシード」です。

事業や会社を売りたいという譲渡案件が3,400件以上並び、この1年で3割増加。

ビズリーチによると、コロナ禍で経営難に陥った企業や継続困難となった事業が市場に出てきているそうです。

売買が成立したM&Aも前の年より5割近く増加。中でも多いのが・・・

ビズリーチ・サクシード事業部の前田洋平事業部長、

傾向として「非IT企業」がIT企業・事業をM&Aするのがコロナ禍前の2.5倍に増加。

アパレル店の運営会社によるECサイトの買収や食品卸の会社がIT事業を買収した事例などがあるそうです。

このトレンドは続くと考えている。

コロナ禍だからこそチャンスと捉えてM&Aを推進している企業も増えている。

小野社長も今後についてこう話します。

これだっていう事業・企業があれば積極的にM&Aを利用していきたい。

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