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[WBS]コロナ禍で椅子1万脚売却!オフィス家具の運命は・・・?[株式会社オフィスバスターズ]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京都心のオフィスビル群ですが、その空室率が上昇を続けています。6月10日に発表された5月の空室率は5.9%と15ヵ月連続で悪化しました。5.9%というのはおよそ7年ぶりに高さです。

コロナ禍でオフィスの面積を削減する動きが続いていますが、一方でコロナの先を見据えた新たな形のオフィスにビジネスチャンスが生まれています。

株式会社オフィスバスターズ

https://www.officebusters.com/

オフィス家具の中古品買取サービスを手掛けるオフィスバスターズの倉庫。

中には企業で使われていた机や椅子、ロッカーが並んでいます。コロナ禍でオフィスの縮小が続き、買い取る数は去年よりも2割ほど増加。ここに来てさらに・・・

オフィスバスターズの天野太郎社長、

大企業がオフィスの解約を始めていて、そのオフィス家具を買い取っている。

大企業の場合、大きなビルは解約の前に半年の予告期間が必要な契約が多い。

大企業からの依頼が増え、1社で1万脚もの椅子を買い取るケースもあるといいます。

一方で新たな動きも、こちらには保管という張り紙が・・・

買い取りではなく、預かってほしいという依頼。

オフィスを縮小するものの、使っていた家具は売らずに保管しておくという企業が急増。

預かりサービスの利用者数は去年の2.5倍になっています。

飲食店情報サイトを運営するぐるなびは去年11月に本社オフィスの面積を半分に減らしました。

ぐるなびの事業管理部長、岡本健太さん、

オープンなスペースになっていて、社員も好きなところでいつでもどこでも働ける状態。

コロナ禍の働き方に合うオフィスにするため大幅な改装に踏み切ったのです。

座席数を75%減らして、社員同士のコミュニケーションを円滑にするレイアウトに変更。

リモート会議用のブースを設置するなどオフィス家具を一新。

新オフィスに社員は、

使い勝手はいいと思う。

ぐるなびの現在の出社率は12%。社員はほとんど出社していない状況でも改装に力を入れたのにはコロナの先を見据えたオフィスへの考え方の変化でした。

これからのオフィスに関しては出社してどのように社員が使うか考えないといけない。

今回、ぐるなび本社の改装を手がけたのはオフィス家具大手のオカムラです。

オカムラの中村雅行社長、

キーワードは「集中」「プライバシー」「コミュニケーション」。

これがキーワード。オフィスのあり方が変わった。

従来型の机や椅子の売れ行きが厳しい中、個室ブースなどの売り上げは絶好調。

中村社長自身も一時期は赤字を覚悟したといいますが、21年3月期の連結決算は過去最高益を更新しました。

「特需と言えるか?」

今回の動きは特需ではなくて質が変わったので。

新たしい芽が今出て、その入り口にちょうど立っているんじゃないか。

そういう意味ではこれからが楽しみ。

コロナ後のオフィスを狙い新たな取り組みも始まっています。

パナソニックのオフィスを訪ねると・・・

いきなりメーターがあります。密の具合など数字で見える化されているので安心してオフィスに入ることができます。

去年12月に誕生したワークスラボという施設。ワンフロアを使った実証実験が行われています。

パナソニックの空間ソリューション事業推進部、筒井享さん、

こちらでオフィスの中の環境が見えるようになっている。

モニターには人の密度や二酸化炭素濃度など現在のオフィスの状況がリアルタイムで反映されています。

ショールームも兼ねるこちらのオフィスでは実際にパナソニックの社員が働いていて、200個以上のセンサーなどで行動データを収集しています。

特に力を入れるのが感染症対策です。

「普通のミーティングスペース?」

上のスリットから気流が出てきている。

今、心配になるマスクを超えた飛沫を気流を使って、より安全な空間にできるようなミーティングスペース。

通常1メートル程度飛ぶといわれている飛沫を天井から気流を流すことで床に落ちるように誘導し、感染リスクを下げるために工夫を施しています。

この会議室はアクリルパネルがなくても感染症対策ができているので。

こちらは感染症対策を取り入れた上で離れた場所と大画面で会議することができる部屋です。

パナソニックは実験を通じて開発した設備をオフィスの改装を検討する企業に提案していく考えです。

さらに去年始まったコロナなど感染症対策に特化したオフィス認証を企業が取得する際に使用するコンサル事業に来月乗り出します。

現在こちらのオフィスも12月オープン以来、250組以上来ていただいている。

今までのオフィスだと建物を建てたら、その設備が変わらず固定したものだった。

今後は人の働き方を考えたとき、設備が変わっていく需要が増えていく。

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