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[WBS]「本件の主犯はゴーン元会長」!逃亡中のゴーン被告は何を語る[日産自動車株式会社]

2022年3月3日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告の役員報酬を少なく記載する罪に問われた元代表取締役のグレッグ・ケリー被告について東京地裁は3月3日に懲役6ヵ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。ただ罪に問われていた大半の期間については無罪としました。

判決を受けてレバノンに逃亡中のゴーン被告がテレビ東京の単独取材に応じました。何と答えたのでしょうか。

元日産ケリー被告に有罪判決!ゴーン被告は何を語る

ゴーン被告の側近と呼ばれた日産自動車の元代表取締役、グレッグ・ケリー被告。

ゴーン被告と共謀して2010年度~2017年度のゴーン被告の報酬をおよそ91億円少なく有価証券報告書に記載した金融商品取引法違反の罪に問われています。

裁判ではゴーン被告の報酬を減らし、将来に先送りして支払うと約束していた未払い報酬があったかが最大の争点でした。

そして、3月3日の午前10時。

主文、被告人を懲役6ヵ月に処する。3年間その刑の執行を猶予する。

東京地裁は判決でケリー被告について罪に問われた2010年度から8年度分のうち大半の期間で未払い報酬を認識していなかったとして無罪としました。

一方、2017年度の1年度分についてはゴーン被告や元秘書室長との共謀があったとして有罪としました。

その上で「会社の利益を優先すべきであるのにゴーン被告の利益を優先し、動機にくむべき事情があるとはいえない」と指摘しました。

判決後、ケリー被告は…

一貫して日産の最善の利益を考え行動したものであり、違法行為に関与した事実は一切ありません。

私は全てについて無罪です。

とコメントし、弁護団は控訴する意向を示しました。

また東京地裁は日産についても罰金2億円の判決を言い渡し「ガバナンスの機能不全がゴーン被告の犯行を許した。まさに身から出たさびだ」と非難しました。

その上でゴーン被告について、罪に問われている8年度分全てで開示すべき未払いの報酬を認識しながら虚偽の有価証券報告書を提出したと認定し、「本件の主犯はゴーン元会長だ」と指摘しました。

判決を受けてレバノンにいるゴーン被告がテレビ東京の単独取材に応じました。

「ケリー被告の判決について?」

ケリー氏にとって良かったとひと安心している。彼はテネシーに戻って家族と再会できる。

彼は3年4ヵ月も拘束されて日本の司法システムの人質になっていた。

それが終わったのだから彼のためにうれしく思う。

「ゴーン被告の『未払い報酬』が認定されたが?」

検察は私に罪を被せようとして元秘書室長の証言に頼っているが、どうして私と秘書室長の2人だけで高額な報酬を決めることができるのでしょうか。

「日本の司法の場で主張すべきではないか?」

私が中立な立場の裁判官の前に立てるなら喜んで出廷します。

「フランス司法当局の聴取を受けたと伝わっているが?」

フランス当局は私が同意した上でレバノンにやってきた。3日間滞在し、その中で150の質問を受けた。

興味深いことにほとんどの質問が日本の検察からの書類に書かれたものだった。

「フランスの裁判には参加する意志はあるか?」

参加できません。日本の司法システムのおかげでレバノンから出国できないのです。

国際刑事警察機構から逮捕状が出ているので。

「出国せずにオンラインで司法に参加することは?」

司法システムは近代的ではない。出廷しなければいけないはずです。

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