株式会社Luup
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続いてはつい1年前の2020年。
東京・渋谷区にあったループという会社。
何でがっちりだったかというと…
岡井大輝社長、
電動キックスケーターの会社。
弊社はこれを製造してシェアリングする会社。
当時26歳だった岡井社長が立ち上げたのが、電動キックボードの製造とシェアリングサービスを手掛ける会社。
実は世界の市場規模が5兆円以上ともいわれる超巨大ビジネスで、岡井社長も取材した時はサービス開始前だったのに関わらず、
年商800億円位にはなる。
もう結構がっちり儲かります!
と、自信満々でしたが…
このビジネスには1つ、とてつもない大きなハードルが。
こちらの電動キックスケーター、現状原動機付バイクに該当。
どういう状況であれば安全でどういう道であれば危ないか検証がまだされていないのが1つの問題。
日本国内の公道は電動キックボードは原付きと同じ扱い。
つまり免許証とヘルメットが必須。
誰でも手軽に乗れるようにするには、そこをなんとかしたい!と社長は語っていましたが…
今年に入ってから何やら動きがあったというので…
岡井社長と待ち合わせ。
すると、
がっちりさん!
お久しぶりです!
「これはどういう事?」
電動キックボードのシェアリングサービスが始まった。
政府の特別な認可を受けてヘルメットの着用が任意となった。
「ヘルメットなくても大丈夫?」
なくても大丈夫!
なんと今年4月23日より経済産業省から特別措置として公道での実証実験の認可を受けて、ついに電動キックボードのシェアリングサービスが始まることに!
料金は10分100円で、10分を超えると1分毎に15円。
現在、東京と大阪の限定地域でサービススタート。
サービス開始から2日間で5,000人が登録と順調な滑り出し。
利用者からは、
10分乗って100円なのでめっちゃ安い。
ヘルメットないんで髪型崩れないし手軽!
と、評判も上々!
それにしても国を動かして認可を得るって岡井社長、スゴく大変だったのでは?
もう大変なところしかないんですけど!
警察庁、国交省、経産省、内閣府、総務省、財務省、消費者庁相手に議論するのが非常に大変。
もう毎日怒られてますね。
この1年間、7つの省庁のお偉い方からほぼ毎日怒られ、いや提案を受けていた岡井社長。
さらに関係省庁の指導を受けて電動キックボード自体も変更を余儀なくされたという。
僕らこれ、9バージョン目なんです。
3年間で9階、機体を変えなきゃいけないので変えた。
関係省庁から元々の機体よりこっちのほうが安全だからとご指摘を頂く。
1年前の第7世代は折り畳みもできるシンプルなデザインのものでしたが、バックミラーが付き、ウインカーが付き、ナンバープレートも。
結果、重さが2倍以上になっちゃった。
岡井社長もつい本音が…
こんな大変な事業だとは思ってなくて。
知ってたらやってなかったですね。
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