続いては住宅設備業界!
LIXILや文化シヤッター、YKKAPなど有名企業が群雄割拠する業界でこの製品だけは譲れないというちびっこ企業があるらしい。
日本フネン株式会社
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やって来たのは四国、徳島県吉野川市にある日本フネンという会社。
失礼ながら全然聞いたことのない社名ですが…
業界では知らない人はいないがっちりカンパニーらしい。
この方が日本フネンの2代目、久米徳男社長。なんと80歳。
何を作っている会社なんですか?
分譲マンションの玄関ドアを作っております。
マンションの玄関ドア
日本フネンは住宅設備の中でも玄関ドアを作るメーカー。
どれくらい儲かっているのか?
日本で一番のシェアをいただいております。
なんとマンションの玄関ドアの国内シェア45%!
この分野ではLIXILや三和シャッターよりも日本フネンの方が上なんです。
なんで、こんなに圧倒的なシェアが取れるのか?
それは、
ドアの専業メーカーとして目配り、気配りのできる作り方をしている。
ドアだけに特化した日本フネンだから、とにかくドアの性能への細かいこだわりがスゴい!
例えばこのドア、ここに1cmほどの折り込みがあるから、閉めたときに隙間ができない。
普通のドアは隙間を狙われるけど、このドアはピッキングしづらくなっているというワケ。
これを最初に考案したのが日本フネンなんです、
さらには、
このドアが指挟み防止ドアです。
子どもや高齢者がここに指をかけた状態で、もしもドアが閉まっても全然大丈夫ってドア。
普通のドアだと当然こうなるけど…
ドアの軸をずらして隙間を作ることできっちりドアは閉まるけど、指は挟まらない。
これも日本フネンのアイデア。
そして去年の4月に発売したこのドア。
マンションではなく高級ホテルからかなりの発注があるらしい。
「ようこそ、いらっしゃいませ。」
ようこそドアです。
何が「ようこそな」のかというと、キャリーバッグを引いて中に入るとき…
最初はゆっくり閉まって、途中から早くなる。
こうすることでキャリーバッグをぶつけないで中に入れる。
「ようこそ、いらっしゃい」のドアなんです。
このパーツを工具メーカー「リョービ」と共同開発。
これは儲かりそう。
ホームドア
そしてもう一つ、いまグイグイきている、ちょっと変わったドアがあるらしい。
ロボットが塗装しているこれ、ある場所で大活躍しているドアなんですが…
ザキヤマさんも絶対に見たことあるはず!
ホームドアですね。
玄関ドアだけでなく、日本フネンは駅のホームドアまで作っていた!
「マンションとかホテルだけじゃないじゃないですか?」
関連してますんで!
そうかな…
現在、年間5,000枚のホームドアを作っていて、これから10年は発注が減ることはないらしい。
これも儲かりそう!
主要なマンションドアは年間18万枚を出荷して、売上げは1354億円!
日本フネンはマンション・ホテルの玄関ドアでがっちり!
ホームドアもね!
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