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[WBS] [白熱!ランキング] 文房具!

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1枚づつ剥がれ、デザインも違うマスキングテープに、これなら角まできっちり塗れる四角いスティックのり。

売れているのはこれだ!

人気急上昇「文房具」ランキングとは?

株式会社東急ハンズ

[blogcard url="https://www.tokyu-hands.co.jp/"]

間もなく新生活、新学期ということで東急ハンズでは今、注目の文房具を扱う「文具祭り2019」を開催中。

白熱する文房具ランキングから見えてくるものとは?

8位~10位

まずは8位から10位。

8位ゼブラデルガード タイプGR756円
9位セーラー万年筆ふでDEまんねん1,080円
10位クオバディス・ジャパンなどガラスペン 

ガラスペン

10位にランクインしたのは…

東急ハンズの江縫賢太さん、

各種ガラスペンのシリーズです。

中でもオススメの商品がこちらのガラスペンとインクがあらかじめセットになったこちらがオススメです。

ねじれたペン先にインクを付けて使うガラスペン。

東急ハンズ渋谷店ではガラスペンに必要不可欠なインクを自分好みに調合できる工房「インクSTUDIO」があります。

東急ハンズの岡崎夏純さん、

通常は混ぜられない。万年筆のインクは粒子が違い。

その色をそのまま使う。

しかし、インクSTUDIOでは9色の中から3色を選び、自由に配合量などを変えて自分だけのオリジナルインクを作れます。

こうしたこだわった作ったインクを使うのに人気なのがガラスペンです。

ねじれの溝にインクが吸い込まれ、つけただけで長持ちする。

はがき1枚書ける。

この筆のような手軽さが絵を描く人などにウケて徐々に人気が広まってきているそうです。

4位~7位

続いてランキングは4位から7位。

4位クツワ磁ケシ302円
5位トンボ鉛筆モノグラフ クリップモデル486円
6位カンミ堂maco669円
7位西川コミュニケーションズbande 桜の花びら03432円

磁ケシ

4位にランクインしたのは、以前「トレンドたまご」でも取り上げた磁ケシ。

消しゴムの底に磁石が隠れていて鉄粉入りの消しカスを簡単に集めて、底をスライドすると捨てることが出来ます。

ワンタッチで捨てられる快感がこれまでないと若い世代にウケています。

bande 桜の花びら03

そして、7位の商品もこれまでにない発想で大人気です。

7位にランクインしたのがこちら。1枚づつ剥がせるマスキングテープ「bande」です。

少しずつ色味やデザインが違うシールが積み重なってテープ状になっているマスキングテープ「Bande」。

そんな中、いま一番人気なのが桜の花びら。

今回、メディアとして初めて、その製造現場の撮影に成功しました。

まずは印刷。

色の濃淡などが違う20パターンの桜の花びらを大型の機械を使って印刷します。

そして花びらの形にくり抜き、特殊なのりを塗って白い台紙に貼った後は…

西川コミュニケーションズのラベル事業部、松井慎人課長、

先ほどの工程で型抜きされたものを積み重ね合わせて1枚のテープにする。

高速で流れてくる桜の花びらがこの白いローラーを通り過ぎると…

きれいに積み重なり、テープ状になっています。

詳しい仕組みは企業秘密ですが、積み重ねても簡単に剥がせるのりが重要だそうです。

企業のカタログ印刷などが本業のこちらの会社。

「Bande」もポップ用のシールとして始まりました。

しかし、思うように需要が広がらず頭を抱えたのは企画担当者のこの2人。

そこで社内に救いの手を求めたところ、女性デザイナーから出たのが「花びら」というアイデアでした。

西川コミュニケーションズの藤河充執行役員は、

最初は女性ならではの商品だから何のことやらという状態でスタート。

これがヒットするとは立ち上げの時は全く予想していなかった。

しかし、いまでは年間150万個を売り上げる大ヒット商品です。

だんだん慣れてくるとお客様にがっかりされるが、私が全部企画している。

今ではアイデアマンに変わったという藤河さん。

5月には木の枝など1本につながった細かいデザインを余白を付けずに貼れる転写シールを発売する予定です。

1位~3位

そしてランキングはトップ3へ。

1位ゼブラブレン162円
2位コクヨグルー スティックのり486円
3位コスモテックWEMO1,296円

ブレン

1位に輝いたのは低価格ながらブレない書き心地を実現したゼブラのブレン。

WEMO

注目は3位のウェアラブルメモ「WEMO」。

こちらも以前「トレたま」で取り上げた商品ですが、その使い易さが人気で、見事に雛が孵り大きく羽ばたきました。

今回、その新商品を開発しているというので再び会社を訪れると…

書きやすさはこれが良い。滑るし。

消すときに若干残る。

これまでの腕に巻き付けるタイプから、多くの人が常に持っているスマホケースに進化させようと日々奮闘しています。

コスモテックの高見澤友伸社長は、

工業用粘着テープメーカーが文房具をやるとは思っていない。

結局、これもイノベーション。

この商品は枯れた技術の組み合わせ。

それをある特殊な用途に使うことによって1つの商品・ビジネスができたのはイノベーションかなと思うし、それをやれたのは驚き。

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