スポンサーリンク

[WBS][NEXT STAGE コロナとの戦い]重症化”予見”キット実用化![国立研究開発法人国立国際医療研究センター]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

国立研究開発法人国立国際医療研究センター

国立国際医療研究センター
国立国際医療研究センターは、国際医療協力を旨とし、地球上の全人類が悩まされている疾病の克服と健康の増進に貢献します。

新たな感染者が減少する一方で重症者数は高止まりしています。

医療現場では患者の重症化をどう防ぐかが最大の課題です。

中等症の患者を専門に扱う国際医療福祉大学成田病院。昨日、緊急の患者が運ばれていました。

そのまま動かないでください。

こちらは70代の女性です。

40代から60代の患者は減少傾向にありますが、今月に入ってこうした70代以上の患者が増えているといいます。

国際医療福祉大学成田病院の津島健司副院長、

老健施設(介護老人保健施設)などのクラスターの問題が非常に多くて「受け入れてくれないか」との依頼が増えている。

70代以上の患者は重症化のリスクが高いため、そのサインを見逃さないことがさらに重要になるといいます。

先手を打ちたいというのが全て。

後手になるより、先手の治療をしたいので重症化の一つの指標のようなものがあると違う。

その重症化リスクの把握に役立つ技術が実用化されました。

国立国際医療研究センターと医療機器メーカーのシスメックスが開発した重症化リスクの判定補助検査キット。先週から保険適用で使えるようになりました。

一体どんなものなのでしょうか?

検査に使うのはコロナ患者から採取した血液から取り出した血清です。

国立国際医療研究センター研究所のゲノム医科学プロジェクト長、溝上雅史さん、

検査結果が18分で出ますので外来で待ってもらえれば結果が出る。

この分析機自体はすでに国外の多くの病院で使われているもの。

この装置で血液中に含まれるあるタンパク質の濃度を測定すると患者が重症化するかを事前に判断できるデータが得られるといいます。

調べるのは「インターフェロン-λ3」と呼ばれるタンパク質の濃度です。

左側が重症化しなかった患者。右側は重症化した患者のタンパク質「λ3」の濃度です。

症状が悪くならない人は濃度は上がってこない。

一方、悪くなる人は濃度が一過性だが上がってくる。

重症化する人はその1日から3日ほど前に濃度が急激に高くなることがわかりました。

悪くなりそうな人には薬を使う。

そこで今回のキットではコロナに罹った患者を定期的に血液検査。濃度が高くなったら医師は重症化する可能性があると判断でき、早期に治療できるようになるのです。

検査費用は負担率3割の人で1,000円ほど。

今回、臨床医として開発に関わった大曲貴夫さん。治療だけでなく医療体制のひっ迫改善にも役立てられるといいます。

早く治療でき悪くならずに済めば本人が一番安全安心。

病院を運営する側からすればベッドに空きが出て次の人に入ってもらえる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました