新日本産業株式会社
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今回、大きな対応を迫られているのが飲食店。
南京亭は都内にある中華料理店。郊外のロードサイド店を中心に12店舗営業しています。全て緊急事態宣言の対象地域にあります。
時短要請に応じる方針で全店舗で営業時間を夜8時までに短縮することを検討しています。
南京亭 国立店の須藤孝幸店長、
コロナで毎日人が亡くなる中、自粛できないと言っていたら問題だと思う。
こちらの店では24時間年中無休で営業しているため夜に働いていた人も昼に働けるよう全てのシフトを組み直すなどのた対応に追われているといいます。
アルバイトの生活もある。雇用が維持できない。
申し訳ないという気持ち。
こうした飲食店の負担を支援するため政府は1月6日、時短要請に応じた飲食店の協力金を1店舗当たり1日6万円を支給することで調整に入りました。
ちょっと難しい。
抱えているアルバイトも社員も多い。人件費だけでそれなりにかかる。
それを考えるとやはり少ないかなと感じる。
こちらでは従業員の雇用の場を確保するために夜8時以降はテイクアウトのみの営業を検討しています。
今回の時短要請は全ての飲食店が対象になる見込みです。
居酒屋ではワタミが1都3県で時短要請に従うことを発表。
牛丼大手3社も対応を検討中で時間によってテイクアウトのみの営業に切り替えるかなどはまだ未定だといいます。
立ち食いそばチェーンのゆで太郎や埼玉に店舗が多い山田うどん食堂も時短要請に従う方針です。
こうした動きにSNSでは、
食べるところがなくなる!
夕食難民多発だね。
また郊外で展開する外食チェーンからはこんな声も、
車で来る少人数のお客様がほとんどでできる限りの感染対策もしている。
繁華街の店と同じ条件なのは納得いかない。
駒八 総本店
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一方、個人経営の多い街の居酒屋にとっては時短要請はより深刻な問題のようです。
新鮮なお刺身が売りという居酒屋「駒八 総本店」。年末年始の売り上げは1年前の半分以下に激減しているといいます。
駒八の八百坂仁社長、
無担保無保証の借り入れをしたが底をつき始めている。
もたなくなる可能性が大。
飲食を名指しされると何か私が悪いことをしたのかと思う。
帝国データバンクは1月6日に発表した去年1年間の飲食店の倒産は780件と過去最多になるほど飲食店には厳しい状況です。
八百坂さんの店は時短要請は従う方針ですが同業者の中には今回法律が改正され店の名前が公表されても従わない同業者が出てきそうだといいます。
このままでは罰則を無視してでも営業を続けるとという若手の経営者もかなりいる。