7月23日に開幕した東京オリンピックでは日本の快進撃が続いています。
体操男子で日本が銀メダルを獲得しました。惜しくも連覇は逃したわけですが大健闘です。
現在、日本の金メダル獲得数は7個で国や地域別で見ても、アメリカと並んで1位となっています。
ただ、台風8合が7月27日に関東などに接近、上陸する恐れがあり、競技日程への影響が懸念されています。
株式会社ムラサキスポーツ
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スケートボード選手のメダルラッシュを受けスポーツ用品店「ムラサキスポーツ原宿明治通り店」では早速、問い合わせが増えています。
ムラサキスポーツ原宿明治通り店の高橋浩司チーフ。
この辺のスケートボード。この値段で組み立てられる。
これがきのうは売れていた。
通常、別売りになっているボードとタイヤがセットになった商品。値段は1万3,000円ほどとプロが使うものに比べて手頃。初心者でもすぐに始められます。
スケートボードはやっていないが始めたいなと思って。
メダル獲得を受けてかっこいいと思って、もっとやってみたいと思った。
こんな感じのボードがかっこいい。
スケートボードを始めたいというお客様が続々来店。関連用品の7月25日の売上が普段に比べ数割伸びるなど活気を見せています。
実はスポーツ業界ではいまスケートボードなど都会の狭い場所でも楽しめるアーバンスポーツの市場が注目されています。
堀米選手とスポンサー契約をしているNECは…
NECの東京オリンピック・パラリンピック推進本部、山本啓一朗部長。
アーバンスポーツそのものが若年層というか、新しい世代がより親しみやすいスポーツ。
そういったところにもスポンサーとして届けることでアーバンスポーツにも価値がある。
そんなアーバンスポーツを無料で楽しめる施設「TOKYO SPORT PLAYGROND」が東京・江東区にあります。
中を覗くと子どもたちを中心に多くの人がスケートボードなどを楽しんでいました。
小学生の息子2人と来ていたこちらの女性は…
スケートボード人口が増えているので公園みたいな施設を作ってもらいたいと願っていたのできた。
こちらの高校生はこの施設に来るため自宅から1時間半ほどかけて来たといいます。
地元にスケートボードパークがない。できるところを見つけても騒音被害とか「うるさい」となってできなくなったりする。
この施設を運営する三井不動産はアーバンスポーツの需要が今後ますます高まると見ています。
三井不動産レジデンシャルのプロジェクト推進室、香月聡室長。
特にスケートボードは予想を上回る人が来ている。
開門前に並んで入っていたりするので、こういう場所を求めていたと分かった。
今回のメダルで一層注目を集めたので今後第2、第3弾も企画したい。
吉田真樹子記者。
こちらがテニスが行われている競技会場です。現在気温は31度、とても蒸し蒸しした大会になっています。
都心ではきのうまで4日間連続で最高気温が34度を超える事態に。
猛暑の中で大会が開かれていることについて海外メディアは…
ウォール・ストリート・ジャーナル。
猛暑の五輪、厳しい戦いが待っている。
ガーディアン。
高温にひどい湿気が組み合わさった、これまでで最も暑いオリンピック。
そして、選手に立ちはだかるのは暑さだけではありません。
中筋孝臣記者。
わたしのすぐ後ろはオリンピックのサーフィンの会場です。風が強くなってきましたが競技は行われています。
正直な気持ちはやってほしいというのがあるが、安全にも配慮してほしい。
「危なくないか?」
すぐ帰る。
台風8号は日本の東の海上を西寄りへ進んでいます。あすの午後には関東から東北に接近し、上陸する恐れがあります。その後は東北地方を縦断する見込みです。
東日本と東北では大気が不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
こうした台風の影響から千葉県は危険と判断し、のぼり旗を撤去。このまま開催となるのか。
県の職員たちも不安を胸に組織委員会の決定を待っていました。
千葉県の開催準備課副室長の小髙宏志さん。
安全に大会が開催されるように情報共有を行っている。時間にかかわらず対応したい。
そして組織委員会は先程、あすのサーフィン競技を予定通り開催し、あさっての競技予定をあすに前倒しすると発表しました。
開催期間を短くして影響を最小限にしたいとしています。