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[WBS]エンターテインメントに革新!パラの演出を支えた日本技術[mplusplus株式会社]

2021年9月9日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

9月5日に閉幕した東京パラリンピックですが開会式の重要なシーンで出演者が着ていた光り輝く衣装が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

実はこの演出、支えたのは日本企業の最先端テクノロジーでした。

mplusplus株式会社

[blogcard url="http://www.mplpl.com/"]

大型ビジョンのように光り輝くフラッグ。最先端のパフォーマンスアイテムとして有名アーティストのライブなどで活用されています。

この光るフラッグを作成したのが「mplusplus(エムプラスプラス)」。テクノロジーを駆使してエンターテインメントに革新をもたらそうとする企業です。

社長の藤本実さんが見せてくれたのは…

こちらが開会式の衣装。

実はパラリンピックの開会式でカギとなる演出に藤本さんらが制作した衣装が使われていました。

開花式の主人公となった片翼の小さな飛行機。障害のある出演者たちが光り輝く衣装を身にまとい堂々としたダンスで少女に勇気を与える。このシーンは国内外で高い評価を得ました。

衣装を見てみるとたくさんのLEDが搭載されています。

実際、再生してみると音楽に合わせて演出が入っている。

音楽や振り付けと完全に同期した光の演出ができることが特徴です・

義手も鮮やかに光ります。

光の秘密は独自に開発した小型のデイバス。

1つで2,000個のLEDを制御できるといいます。

LEDがどういう配置になっているかデータ化されていて、下から、右手から光らせたいというのを全部記憶させている。

開花式の衣装をデザインしたデザイナーの小西翔さんは…

ただ光るのではなく、感情的な光り方。

今回のテーマに合う、希望や人の心に訴えるような服に完成した。

今回の技術の原点は藤本さんの大学院時代の研究にあります。

当時から関わっていたのがウェアラブルコンピューターの開発。

WBSもその技術に注目し、研究室の取材をしていました。

パラリンピックの大舞台を経て今後、世界に挑戦してく考えです。

世界的にも自分たちが作っているものを作れる人は今のところいない。

技術・エンタメ・アートすべてを日本発で輸出していけたら。

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