三菱自動車工業株式会社
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6月21日午後の国土交通省。
三菱自動車工業株式会社の益子修会長と相川哲郎社長が石井啓一国土交通大臣を訪ねました。
ご迷惑をおかけしたこと重く受け止めている。
石井啓一国土交通大臣が渡したのは再発防止を求める「厳重注意」の文書です。
4月の燃費不正発覚以来、国土交通省は2度の立入検査などを行ってきましたが、三菱自動車工業株式会社に対する最終的な処分を明らかにしていませんでした。
6月21日、車の安全性には問題がないことから販売取り消しの処分は見送りました。
文書を手渡したことで事実上の決着です。
燃費差
燃費差が最も大きかったのは「eKワゴン」などの約16%。平均で11%、カタログとの燃費の差がありました。
今後、三菱自動車は燃費を修正し、生産と販売の再開を目指します。
生産・販売ともに7月の上旬を目指して作業を進めていきたい。
有限会社安藤工業所
一方、生産が停止している水島製作所。
6月21日、三菱自動車の2次下請けの企業「有限会社安藤工業所」が破産手続きに入りました。
不正問題を受けての破産は初めてです。
この度、岡山地方裁判所に自己破産申立を行うことになりました。
安藤工業所はは水島製作所の下請けとして座席用ブレームの溶接加工などを手掛けていました。
水島製作所の生産停止で資金繰りのめどが立たず破産したのです。
益子修会長
2次下請けが自己破産申請をしたが?
中小企業の方と聞いている。できる限りのことをしたい。
補償というか賠償は支払いをしたいと準備している。