バレンタインデーまであと1ヶ月を切りました。
その主役のチョコレートに関するニュースです。
スーパーなどで売られているチョコレートは大きく分けて3種類に分かれています。
基本のブラックチョコレート。カカオが多く含まれているためにカカオ自体の茶色が付いています。
牛乳を入れて作ったミルクチョコレート。ブラックチョコレートと比べてみると色が少し明るい感じがします。
そして真っ白なホワイトチョコレート。白い理由はカカオ豆の油で作ったココアバターを多く含んでいるからです。
このようにチョコレートといえば白か黒が基本でしたが、2018年はいろいろな商品が登場しています。
ネスレ日本株式会社
[blogcard url="https://www.nestle.co.jp/"]
1月18日、ネスレ日本が発表したのは、
新しいキットカット。ルビーチョコレートです。

キットカットが出す高級ラインアップの新商品「サブリム ルビー」。その色は鮮やかなピンク色です。
使われているのはスイスのチョコレートメーカー「バリー・カレボー」が開発したルビーチョコレート。
色付きのチョコレートは従来、ホワイトチョコレートに着色料やフリーズドライの果実などを混ぜて作っていますが、この新しいチョコレートは他の素材を混ぜることなく赤みかかったカカオを使うことで天然のピンク色を出しています。
バリー・カレボーのマーケティングディレクター、バス・スミット氏は、
この新しいチョコレートは、ビターでも、ミルキーでも、甘くもない。ルビーの味がするチョコレート。
そのルビーの味とは?
試食をした橋爪みなみ記者は、
爽やかな酸味が広がります。フルーティーで美味しいです。
ベリーのような風味がするのが特徴です。
ネスレ日本はバリー・カレボーとの間で半年間の独占販売契約を締結。
いま世界中でルビーチョコレートが食べられるのはこのキットカットだけです。
日本は風味のトレンドを作り出している。導入する国として日本は完璧。
1月19日からキットカットの専門店やインターネットで販売する「サブリム ルビー」。1本432円と比較的高価な価格設定ですが担当者は自信を覗かせます。
ネスレ日本のビジネス開発部長、竹内雄二氏は、
過去最高のバレンタインシーズンにしたい。それだけの商材なので自身もある。
有楽製菓株式会社
[blogcard url="http://www.yurakuseika.co.jp/"]
目前に迫るバレンタイン商戦。脚光を浴びているのはルビーチョコレートだけではありません。
ブロンドチョコレート。金髪を意味するブロンドの名前を冠したフランス生まれのチョコです。
そのチョコに目を付けたのが、
ブラックサンダー義理チョコショップはこちらでございます。
有楽製菓が新たに発売した「黄金なブラックサンダー」です。

バレンタインに向けた期間限定での販売。
有楽製菓のマーケティング部、山﨑美沙さんは、
金塊に見えるように山積みしています。
売り場も郷中イメージを演出しました。
黄金なブラックサンダーは表面にフランス産ブロンドチョコレートを2.9%使用。価格も通常のブラックサンダーと比べて1個あたり約2倍です。
お客様は、
限定だよ、限定。私も欲しい、買おうかな。
お店の人にブロンドチョコレートと言われて初めて聞くから気になる。
その味は?
試食をした滝沢孝祐記者は、
口の中にほのかにキャラメルの香りが漂っています。
元々、ブロンドチョコレートはホワイトチョコレートを焦がしてしまったのが誕生のきっかけ。香ばしい風味が特徴です。
キャラメルみたいな味がする。
有楽製菓は今後、インターネット通販でも販売を検討しています。
買い物をしているときから楽しくプレミアムな気持ちになってバレンタインを楽しんでほしい。
ブロンド、ルビー、今年のバレンタインは鮮やかに彩られそうです。