株式会社MiL

2020年スゴい社長が気になるスゴい会社!

ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が気になる会社がMiL(ミル)。

早速、渋谷にある本社へ。

「社長さんは?」
私です。

こちらが28歳の若き社長、杉岡侑也社長と・・・

一緒に創業した妻の千草です。

「奥さんなんですか?」

ミルは杉岡社長と1歳上の姉さん女房、千草さんが夫婦で立ち上げた会社。

「ラブラブなんですか?」

ラブラブなのかなあ。

どう見てもラブラブなお二人ですが・・・

「結構儲かってます?」

おかげさまでがっちり。

自信満々!

早速ですが一体何で儲かっている会社なんですか?

これです。

何やら袋にひらがなで野菜の名前が書かれていますが?

離乳食を売っています。

離乳食
ミルは離乳食を売っているメーカー。

しかも、ただの離乳食メーカーではなく・・・

日本で初めてサブスクリプション型で販売。

月額1万1,980円で20食を販売。

一月1万1,980円で20食。

離乳食を月々定額、いわゆるサブスクリプション型で自宅に届けるというビジネスなんです。

離乳食でサブスク、しかも1食あたり600円近くと結構なお値段ですが・・・

昨年の4月の販売開始から5万食売れている。

なんと怒涛の勢いでかなり儲かっている!

しかし、ミルの離乳食が何でそんなに売れているのか?

MiLの離乳食が売れるワケ
その秘密を探るべく、実際にこの離乳食を利用しているという石田さんのお宅にお邪魔すると・・・

冷凍庫から取り出したのは「かぼちゃ」「あかびーつ」「たまねぎ」と書かれた袋。


それをサッと鍋で解凍し、お皿に盛ればもう完成。



ミルが提供しているのはお野菜に特化した離乳食。

かぼちゃ1つとっても裏ごしに本当に時間がかかる。

実は野菜を赤ちゃんに食べさせるのはママさんにとっては大きな悩みのタネ。

赤ちゃんが必要な栄養素をすべて摂るのはすごく難しい。

他の家事も同時並行してやらないといけない。

もし、お野菜の離乳食を実際に手作りで作ろうとすると、茹でて、裏ごししてと作るのに30分近くはかかる。

市販で売っているのもあるけど保存の関係で生野菜のような栄養分を入れるのはなかなか大変。

そこでミルが考えついたのが必要な野菜の栄養が入った離乳食を冷凍して毎月ご家庭に届け、ママさんに少しでも楽をしてもらおうというサービスです。

しかも毎月定額制ならではのこんなメリットも!

選ばれた有機野菜だけを使っているので安心。

普通ならコストがグッと高くなる有機野菜などもミルは決まった量が一定で売れるので無駄なくリーズナブルに仕入れることが出来るんだとか。

株式会社バイオコスモ
このお野菜の離乳食、どうやって作っているのか?

神奈川県伊勢原市にある工場に行ってみると・・・

大量のかぼちゃをマダムたちが手作業で1個1個丁寧に皮と種を取って、それを業務用の強力ミキサーで一気に裏ごしして完成。


そしてこの離乳食作り、フレンチの一流シェフ、若林愼一郎さんが監修。

下ごしらえもかなり本格的。

かぼちゃの場合、通常は茹でてから裏ごしするらしいのですが、ミルの離乳食はあえてまずオーブンで丸焼きに。

かぼちゃの水分だけでかぼちゃに火を入れると余分な水分が飛んで味が凝縮し甘味が増す。

プロのシェフのレシピで作ることで栄養分だけじゃなく、おいしさも両立させているんですって!

スゴく食べます!

ミルの離乳食は何でもパクパク食べてくれる。

ベビーたちにも味が好評なミルの離乳食。

今後はさらに進化してレトルトバージョンを販売してくとのこと。

一生懸命頑張って数年で年商2桁億円はいきたい。

MiLはサブスク離乳食でがっちり!




コメント