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[がっちりマンデー]クラウドファンディングで発見!未来の儲かる原石!(2)[株式会社三条特殊鋳工所]

2020年11月15日

クラウドファンディングで発見!未来の儲かる原石!

株式会社三条特殊鋳工所

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続いてスタッフがクラウドファンディングサイト「マクアケ」で見つけたのは、

「フライパンですが1,600万円も集めています!」

一見ただのフライパンなのに集めている金額はなんと1,600万円。

しかも直径26cm以外に28cmのタイプも掲載していて、2つ合わせて合計2,700万円も集めていた!

2,700万円も集めるフライパンってどんなフライパンなんだろう…

そこで向かったのは製造元があるという新潟県三条市。

辿り着いたのは三条特殊殊鋳工所という会社。

内山照嘉社長、2,700万円も集めることができて良かったですね。

ものスゴくうれしかった。ビックリした事と、うわぁ~スゴいなぁ、やった!って感じ。

こちらが社長ご自慢のフライパン、その名も「ユニロイ」。

クラウドファンディングでも1つ1万円以上となかなかのお値段ですが1,700人近くのお客様が飛びついた。

でも一体何がスゴいのか?

まず気付いたことは…

「結構ずっしりしてますね。」

鋳物だから。

ユニロイのフライパンは鋳物。

鋳物は鉄板を曲げるのではなく、型を流し込んで作る製法。

さらにこのフライパン…

「スゴく薄く感じる。」

薄いです!

厚さはたった2mm。

鋳物で、しかも薄いと何が違うかというと…

火の通り方。

例えばこちら、一般的なステンレス製のフライパンと鋳物のユニロイ、牛肉を両面50秒ずつ焼いて、その中身の焼け具合を見ると…

ユニロイは短時間で中まで火が通るんです。

軽くて、早く加熱できるのがユニロイの売りってこと!

でも社長、なんでこのフライパンを作ったんですか?

自社商品がない下請け部品メーカーだった。

鋳物フライパンが自社製品になるんじゃないかと。

三条特殊鋳工所は元々大手メーカーの下請けとして鋳物の部品を作る会社でした。

しかし5年ほど前からスキレットやホーロー鍋など鋳物調理器具がブームになり始めます。

そこで内山社長は考えた。

これだったらウチでもいいヤツが作れるはず!

儲かるんじゃないかという事でやってやろうと思った。

こうして高性能の鋳物フライパンが完成。

でも売り方が分からなかった。

しかもたくさん作るのにはお金も当然必要…

下請けだけでは大変。クラウドファンディングしかない。

ということで内山社長、今までやった事もないクラウドファンディングに初挑戦!

するとその性能に注目した全国のお客様から2,700万円を集めることに成功したというワケなんです。

三条特殊鋳工所にしかできないというその造り方を見せて頂きました。

1,500度の鉄を鋳型といわれる砂で作った型に流し込んでいくのですが、実はこの作業が難しんです。

流し込んでも砂にどんどん冷やされる。鋳物が途中で固まってしまう。

薄いフライパンの型にドロドロの鉄を流し込むと周りの砂に冷やされちゃって途中で固まり、端までちゃんと届かない。

ユニロイの場合はというと、

ホースから熱風が出ていて型の温度を上げている。

熱い鉄を入れる直前まで型自体を温める!

だから鉄が冷めずに行き渡るんです。なるほど!

がっちり!

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