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[モーニングサテライト]「大浜見聞録」コロナの先に!飲食店から個人へシフト[株式会社Living Roots]

モーニングサテライト

新型コロナでは時短に協力する店舗には1日6万円の協力金が支給されます。ただ一方で飲食店に食材を納める農業や水産業に従事する方はかなり厳しい状況です。

こういった状況をどうやって打開しようとしているのか模索する現場を取材してきました。

株式会社Living Roots

LivingRoots

千葉県印西市の柴海農園。

土にこだわった有機農法で50品目200種類の野菜を栽培しています。

コールラビやフェンネルなど珍しい西洋野菜やあなり見かけないミニ野菜などは高級レストランやホテルなどで人気の食材です。

柴海農園のCEO、柴海祐也さん、

一気にがらっと変わった。

契約して売るような野菜はほぼ動いていない。

こちらの赤い大根は皿に丸ごとのるサイズで一般の市場向けにはほとんど出荷していません。

緊急事態宣言の発令で多くの印象店が時短営業となる中、こういった業務用野菜の多くは流通しなくなってしまいました。

レシピを野菜セットにつけたり、スーパー向けに営業したりしている。

柴海さんは行き場のなくなった野菜をインターネットを通じて個人向けに販売していくことができないかと考えました。

しかしネット上での商品陳列やPR方法などの知識がありません。

そこで協力を求めたのが三浦大輝さんです。

三浦さんは保育園の給食や飲食店などへの卸業、東京を中心に実店舗3ヵ所を運営。さらにネットでの販売も手がけています。

SNS、ツイッターを使って今の状況や農家の人がどう困っているか、届ける工夫をして販売につなげた。

野菜セットをダンボール200箱。

販売を開始して5分後に更新ボタンを押したら完売になっていた

こちらが柴海農園の在庫の野菜をツイッターで紹介したときの投稿内容です。

給食や飲食店の納品が完全ストップで、在庫2トン程あるとSOSいただきました。

というように具体的な数字を入れることを意識しました。

また北海道の野菜を販売したときはカッコを付けて「30トン」を強調しています。

一方、東京の農園で給食用の小松菜など600キロが余ったときのものです。キロ数では分かりづらいということでスーパーの袋の数で換算しました。

さらに一緒に山積みの在庫や生産者の様子が分かる画像を掲載することでリアルな状況がより伝わるようにしているといいます。

文章の伝え方をすごく考えて投稿。

写真の撮り方ひとつとってもどの角度でどういう状況か、どれが一番消費者に伝わるか、自分なりに考えて投稿した成果。

手応えを感じているのはリピートする人が多いこと。

インターネット販売に関しては30%近くが前回買った人。

ガイヤファーム

観光農園 横田ファーム チャイルドの庭の案内
観光農園 横田ファーム チャイルドの庭の案内

一方、年間の売り上げが例年の半分に落ち込んだある農園を訪ねました。

千葉市にあるガイヤファーム。いちご狩りができる農園です。

1月上旬に再び緊急事態宣言が発令されたことで農園内の新型コロナ対策を徹底しても不安に思う人が多くキャンセルも相次いでいます。

ガイヤファームの横田文人さん、

自分たちで収穫して、パック詰めして、直売所や土産屋などで販売。

ガイヤファームでは昨年末、直売所を立ち上げました。自力で売る現場を作ったのです。

値段のこともあるし、もともと入っている生産者がいると、そこに割って入るのはは厳しい。

観光農園の場合、人や車椅子がスムーズに通行できるような幅を作ったり、大きく形の良いイチゴを作るために間引きをしたりしています。

このため市場に卸すことを目的とした農家と比べると同じ面積で栽培しても利益率が低くなります。

イチゴに付加価値をつけるためにプリンに加工し販売。市場に出すよりは利益が出るそうです。

贈り物などに人気の商品ですが現状販路は限られています。

販売先の開拓などをサポートする食育ネットの浅野美希さん。

これまでにJAや自治体の運営する直売所に卸したり、インターネットで販売したりしました。

さらにプリン以外の商品開発も進めています。

イチゴのフォンダンショコラ。

イチゴが丸々1個入っている。

こちらは地元の飲食店と協力して開発したイチゴのフォンダンショコラ。

ほかにもイチゴのスムージーなどの加工品も販売しています。

イチゴを加工して販売するのには理由があるそうです。

生のイチゴはもっても2~3日か5日くらい。

農産加工品を作ることによって同じフレッシュな味わいで長くいろんな人に食べてもらいたい。

イチゴプリンについては海外展開も視野に入っています。

香港とシンガポールではバイヤーの反応も上々でした。

農業関係者は今後もしばらく厳しい環境が続くものと見られます。農業の現場ではさまざまな模索が続いていますが、さらなるしなやかな変化が求められそうです。

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