[WBS] 旧態依然とした不動産業界!「不動産テック」で安く明快に!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

マンションなど不動産の売買や賃貸の手続きが煩雑で面倒だと感じる方は多いのではないでしょうか。そんな中、注目されているのが「不動産テック」という分野です。AI(人工知能)などの最新技術で不動産の取引をより効率的に変えようとする取り組みを取材しました。

株式会社ライナフ

4月22日、都内で開かれた不動産テックカンファレンス。ITなど最新テクノロジーを活用した不動産関連サービスの展覧会です。

例えば、

こちら、通常の鍵の上に機械を設置するだけでアプリを使って鍵を開けることができます。

マンションなどのドアに取り付けることでスマートフォンの専用アプリのほか、設定した暗証番号の入力などで鍵の開閉ができるようになるスマートロック。

メインターゲットはデベロッパーやマンション管理会社で鍵の管理にかかる費用や手間を大幅に削減できるといいます。

「不動産業界が鍵の管理に困っている?」

ライナフの滝沢潔社長、

部屋の見学のたびに金庫から鍵を出さないといけないが、スマートロックなら暗証番号を発行すればスムーズに部屋を見学できる。

ナーブ株式会社

また、こちらはゴーグルを使って現地に行かなくても物件の内覧ができるシステム。

部屋の中に入りました。カーテンもベランダも見えます。

不動産テック協会

変化の波が押し寄せる不動産業界。一般の人には分かりにくい不動産取引が簡素化されるだけでなく、私たちの金銭的な負担面でもメリットがあるといいます。

「不動産取引の手数料なども変わるか?」

不動産テック協会の武井浩三代表理事は、

事務手続きがITで簡素化されれば安い値段で仲介できるようになる。

株式会社すむたす

こうした中、不動産テックの活用で中古マンションの売買の仕組みを変えようとしている会社があります。

すむたすの角高広社長、

買取価格は1時間で出している。

すむたすでは物件を売りたい人が申し込むと最短1時間で買取価格を提示。早ければ2日で売買の契約から現金の振込まで完了させるといいます。

通常3ヵ月以上掛かるといわれる不動産の売却。

異例の早さの秘密はAIによる査定です。

お客様がパソコンやスマホから入力した物件情報を元に周辺の相場などおよそ100項目をAIで解析。わずか数秒で買取価格を算出します。

実際に人の目が入るのは最終チェックだけ。早く売りたいというニーズを掴むことで買い取り価格は相場より10%ほど抑えられています。

「それでも売りたい人はいる?」

サービスを開始してから本当に引き合いが多い。

もちろん高く売りたい人はおそらくどれだけ時間かかってもいる。

早く売りたい人にはこういう選択肢もあるという形で、選択肢が増えるといいと思い、このサービスをしている。

買い取った物件はすみたすがリノベーションをしてから販売します。

こちらの物件は築13年、広さ91平方メートルで現在販売価格は9,900万円。

買取価格を抑えることで周辺相場よりも安く販売できるといいます。

本当にこのサービスを必要としている人は一戸建てや地方・郊外に多いと思うので早くそちらに展開していきたい。