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[WBS][コロナクライシス 経済回復への道]肉や野菜 コンビニで受け取り![クックパッド株式会社]

2020年6月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

6月23日、都内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は31人と依然として高い水準が続いています。

感染拡大への不安が消えない中、買い物の新様式が相次いで登場しています。

クックパッド株式会社

[blogcard url="https://cookpad.com/"]

経済活動が徐々に再開する中、毎日の買い物に変化は出てきているのでしょうか?

感染しないように、人にうつさないようにネットでの買い物が増えた。

先週、先々週、銀座に行っていたがだんだん人が増えている感じがした。

感染拡大への不安が続く中、買い物の方法はコロナ前に戻っているとはいえないようです。

そうしたニーズを掴もうと6月23日に都内のローソンで始まったのが料理検索サイト「クックパッド」が展開するネット通販のアプリで注文した生鮮食品を受け取れるサービスです。

野菜や肉、魚などの生鮮食品の品揃えは2,000種類以上。

注文後、スマホに届いたQRコードをかざすとボックスのカギが開きます。

安藤淳記者、

注文した商品の冷蔵庫の記号とコンテナの番号があります。Aの冷蔵庫でコンテナ1のところを見ますと複数の商品が入っています。その中から自分が注文した商品を受け取ります。

自分が注文した商品を1つ1つ取り出します。

支払いは注文時に済ませているためレジでの支払いは不要です。

実はこのサービス、クックパッドが2年前に始めましたがいま利用者が急増。これまで東京23区や横浜市などのコインランドリーや駅構内などおよそ100ヵ所で受け取りが可能でしたが、今回新たに都内の一部のローソンでも受け取れるようにしたのです。

クックパッドの福﨑康平執行役、

自粛要請であったり、緊急事態宣言が発令されたり、1月と比べ5倍以上サービスの利用者が増えている。

ローソン側は受け取りに来たお客さまのついで買いを期待しています。

ローソンの新規事業本部、酒井勝昭本部長、

生鮮品の受け取りとともにローソンの食品をあわせて購入いただければ。

「目標は?」

支持いただければ1年で1,000店舗規模になろうかと思う。

コンビニの利用客は、

コンビニに魚や肉が置いてあったら良いと思っていた。

今知って使ってみたいと思った。

クックパッドでは移動を減らし物流を効率化するある工夫もしています。

利用客が受け取り場所を設定するとその場所に近い生産者や販売者の商品を購入できる仕組み。

注文を受けた生産者が共同集荷場に納品するためトラックは都心部の限られたエリアを集荷・配送するだけで済むのです。

たくさんの方がちょっとずつ頼んでも共同配送のような形で届けられる。

こういった拠点をどんどん作っていく。

株式会社ビックカメラ

[blogcard url="https://www.biccamera.com/bc/main/"]

家電量販店でも買い方の新様式が始まりました。

それが最短45分の配送サービス。

ビックカメラが渋谷区を中心とするエリアに試験的に始めたものでネットで注文した商品が自宅やオフィスなどにおよそ1時間で届くのです。

お客さまは、

突然プリンターのインクがなくなることがあるので便利。

在宅で家を出られない人やお年寄りにはいいサービス。

ビックカメラでは4月と5月、ネット通販の新規の利用者が1年前の3倍に増えました。

今回の最短45分配送サービスでネット通販の利便性をさらに高める狙いです。

ビックカメラ渋谷東口店の川島司店長、

配送サービスヘのニーズが多様化していて、それに対応する。

ビックカメラの商品を配達するのは宅配代行サービスのエニキャリ。

配達員は店舗で商品を受け取り、お客さまに届ける仕組みです。

本当に1時間ほどで商品が届くのか?

水上陽香記者、

渋谷区内のビルの中ですが果たして最短45分で届くのか試してみたいと思います。

午後3時30分、サイトでプリンターのインクを注文。

そして配達員がやってきました。

商品を受け取って、時間は午後4時13分。45分以内に商品が届きました。

3ヶ月の試験運用の後、このサービスをほかのエリアに拡大するかを検討するということです。

エニキャリの大石平執行役員、

今後マーケットがどう動くか注視して事業を進めたい。

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