新型コロナを機に消費が増えた食品の一つにシリアルがあります。
そのシリアル、いま朝食だけでない新たな食べ方に注目が集まっています。
今回の白熱ランキングです。

日本ケロッグ合同会社

手軽な朝食としてすっかり定着したシリアル。

このところさらに存在感を増しています。
日本ケロッグのPRマネージャー、木村正人さん、
コロナでおうち時間が増えた。

直食以外でのシリアルの喫食機会が比較的に増えている。

コロナ禍のいま見直されるシリアルの意外な価値とは?

6位~10位
6位から10位はこちら。
6位 | コーンフロスティ | ケロッグ |
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7位 | フルグラ あっさりテイスト | カルビー |
8位 | ごろっとグラノーラ チョコナッツ | 日清シスコ |
9位 | オールブラン フルーツミックス | ケロッグ |
10位 | フルグラ チョコクランチ&バナナ | カルビー |

フルグラ あっさりテイスト
7位のフルグラあっさりテイストはココナッツを減らし、甘みを抑えた商品。

誕生の裏にはある事情が・・・
カルビーのマーケティング本部、網干弓子さん、
コロナの拡大でココナッツの産地がロックダウンを行い一時的に原料が入ってこない状況に。

生産を続けるため原料を節約。そんな苦肉の策が意外なヒットに。

コーンフロスティ
次に注目したのがトラのキャラクターでお馴染みの6位。
1963年発売のコーンフロスティはケロッグを代表するロングセラー商品。とあるきっかけで再ブームに。


コーンフレークやないかい!

お笑い芸人「ミルクボーイ」の持ちネタとなりブームが再燃。

「久しぶりに食べてみたいな」「昔食べたが今どうなんだろう」

ある種の喚起、リマインド効果を醸し出した。

いろんな形で波及があったのでありがたい。

さらに、
意外にシニアにもかみやすく手軽に食べられるアイテムとして、昨今災害も多いのでローリングストック(循環備蓄)として「食べながら備える」ところでもシリアルの需要が上がっている。

手軽に栄養が取れ、保存が効く点が再評価されています。

2位~5位
続いて2位から5位。
2位 | フルグラ 糖質オフ | カルビー |
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3位 | フルーツグラノラ ハーフ | ケロッグ |
4位 | プレミアムピュア オートミール | 日本食品製造 |
5位 | フルーツグラノラ 朝摘みいちご | ケロッグ |

健康志向の高まりから糖質や脂質を抑えた商品が目立ちます。
プレミアムピュア オートミール
4位には欧米では朝食の定番、オートミールがランクイン。

オーツ麦を食べやすく加工したのがオートミール。
食物繊維が豊富で腸活にもいいと近年人気になっています。

そのまま煮て食べてみると・・・
食感はほとんどお粥です。ちょっと物足りなさはあります。

そこでメーカーおすすめの食べ方がこちら。みそ汁です。

和風のリゾットみたいな感じですね。すごく腹持ちの良いお味噌汁になった感じです。

オートミール自体に味が付いていないためヨーグルトなど様々な食材と組合わやすいのも魅力です。
1位
そして1位はフルーツ入りのフルーツグラノラ、フルグラです。。
1位 | フルグラ | カルビー |
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フルグラ
来年で発売から30周年となるフルグラシリーズ。

消費者の意見も参考に味のバリエーションを広げてきました。
なかにはこんな変わり種も・・・

気になる味は?
カレー味のスナック菓子のようですね。このまま食べるとおつまみです。お酒も進みそうです。

味のバリエーションだけではありません。プロテインを加えた商品は特に男性からコアに人気があるといいます。

フルグラはオールユーザーに愛されているがニーズも多様化。

世代・好み・使い方・時間に合わせた商品の提案を進めている。

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