[WBS]【THE行列】秘伝のタレでつくるカツ丼!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

老若男女が集まるこちらの食堂。

お客様の目的はただひとつ・・・

カツ丼はいりました。

50年以上続くカツ丼、ほかの店ではちょっと味わえない。

ツルミ食堂

栃木県南部の小さな町。

ここに半世紀以上も地元住民に愛される食堂があります。

お客様の目的はこちらのカツ丼。

衣に甘辛のタレがたっぷりと染み込んでいます。

うちの中では家宝になっているタレ。

54年間、注ぎ足し注ぎ足しされてきた秘伝のタレです。

多い日には140杯ほどの注文が入るというツルミのカツ丼。

つゆだくご飯と一緒にかきこむ。

一度食べ始めたらもう夢中です。

この味、50年以上も変わっていません。

タレがおいしい。

しっかり味がついて、中まで染みている。

鶴見恵子さん

このカツ丼を受け継いだのは三代目の鶴見恵子さん。

カツに使う肉は栃木県産の厚切りロースにこだわっています。

サクサクに揚げたカツを玉ねぎと一緒に鍋に入れ、さらに秘伝のタレをたっぷりと・・・

これがないとうちのカツ丼始まらないので。

煮込んだカツに卵を入れ、ご飯に乗せれば出来上がり。

ツルミのカツ丼(918円)。

この店を54年前に始めたのは恵子さんのおじいちゃん、鶴見豊さん。

苦難の末、ほかの店には真似できない門外不出、甘辛の秘伝のタレを作り上げました。

私が小学校に行くか行かないかの時にぼや騒ぎがあった。

その時に初代のおじいちゃんが現金は持たずにタレを持って逃げた。

そのタレは恵子さんの父、鶴見俊士さんを経て三代目に無事に受け継がれましたが元々恵子さんに店を継ぐつもりはなかったといいます。

高校卒業後、東京でフラワーコーディネートの仕事につき雑誌に取り上げられるほど活躍していた恵子さん。

しかし・・・

11年前にうちのおじいちゃんが脳梗塞で倒れたんですよ。

おじいちゃん子だった恵子さん、看病のため東京と店を何度も往復しました。

そして地元に戻り、ツルミ食堂を継ぐくこと決意。

秘伝のタレは守られたのです。

カツ煮まん

三代目となった恵子さん、店の改革を始めました。

店の隣に建てた新たな小屋では一口サイズに切ったカツに秘伝のタレをたっぷりと。

作っていたのはカツ煮まんです。

生地の中にはタレが染み込んだ一口サイズのカツがぎっしり。

50年通う常連客は、

同じです、味は同じ。中に入っているものはカツ丼と同じ。

はい、合格。

常連客も認めたカツ煮まんは道の駅やアンテナショップ、通販でも販売を始め、店の売り上げは10年前のおよそ2倍に増えました。

また新たに導入したのがカツ丼の日。

店のやって来たのはなんとおじいちゃんやおばあちゃんばかり。

実は年金支給日の15日に採算度外視で高齢者たちに格安でカツ丼を提供しているのです。

カツ丼と言ったらツルミさん。

タレだねぇ。

ツルミのカツ丼は世代を超えて受け継がれていきます。

タレもおじいちゃんが私に残してくれた大切な宝物。

その宝物をずっと大切にしていきたいなと思っている。

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