東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石!
スマートファクトリーJapan
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続いては5月30日から3日間開催、スマートファクトリージャパン2018。
来場者数は3日間で4万人。
工場で活躍しそうな製品や技術がずらりと展示されている会場で一際目立つ青い物体を発見!
熱心にお話を聞いている関係者も多いのでブースの方にお話を伺ってみると…
「何の会社ですか?」
鎌倉製作所の東京営業所、下村勇眞さん、
鎌倉製作所。屋上換気扇のメーカー。
高速道路とか電車乗っている時に工場の屋根にキノコみたいな。
株式会社鎌倉製作所
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鎌倉製作所は工場の屋根についているこれを作っている会社。
見たことありますよね。
あの物体、実は内側がファンになっている。
空気を外に出す工場用の換気扇なんです。
鎌倉製作所は屋上換気扇の業界で全国ナンバーワン!
先程の青い物体はというと…
「すげ~!」
大きな送風機。
送風機
これが製鉄所や鋳物製造工場など熱いモノを扱う場所で大活躍。
熱を持った製品そのものを冷やしたり、働く人たちを冷やしてくれるそうです。
工場の作業員さんによると…
玉造の製造部、市ノ渡運紀さん、
導入前はメガネが汗で曇って見えなくなり何回も拭いていた。
導入後は汗のかき方が違いスゴく作業が楽になりました。
で、この送風機が…
とてつもなく売れています!
満面の笑みなのは長野営業所の小田伸昭所長。
鎌倉製作所の送風機は今年の猛暑で全国各地の工場から注文が殺到!
夏の売上げは昨年の2倍!
搬送ファン
売れ筋は白い機体の搬送ファン。
その特徴が、
指向性、ピンポイントで風をより遠くまで強く飛ばす。
一般的な送風機の場合、風はどんどん広がる。
でも搬送ファンはピンポイントで強い風を飛ばすことができる。
活躍するのが大きな工場。
なぜなら普通、熱を持った空気はダクトの配管を使って排出しますが、搬送ファンならポイントポイントに置いて送ることができる。
つまり配管いらず!
一体どのくらいピンポイントで風を送れるのか?
研究中の特別マシンでそのスゴさを見せてくれるという。
超指向性送風機
それが鎌倉製作所特製「超指向性送風機」。
ピンポイントで狙った所に風を送る。
その指向性を確かめるべくこんな実験をしてみることに…
4本立てた鉛筆の向かって右から2番目だけ倒して頂きます。
送風機と鉛筆までの距離は10メートル。
ちなみに大型ファンで1本だけ狙って風を当ててみると…
4本全部倒れてしまう。
ここからは設計した技術者も参加。
鉛筆に狙いを定めます。
それでは…
いきます!
さぁ、鉛筆はびくともしないぞ。
技術者の皆さんに緊張感が走ります。
1本だけゆらゆらと揺れ始めた!
すると…
お見事!狙った1本だけちゃんと倒れました。
これには鎌倉製作所の皆さんもひと安心。
ではその中身は?
製造部の丸山貴さん、
先端を絞ってます。
その特徴から高制圧のファンが必要なので2台のモーター、2台の羽を同時に回転させて動かす。
キュッと絞った先端から強い風を生み出すため内部にファンを2枚搭載。
先端には特殊な加工も施されているそうでトルネード型の気流がヒューッと吹き出す仕組みになっている。
すると加工していない場合、風は広がりますが特殊な器械の場合、まとわりつくように渦を巻いて真っすぐ進み、ピンポイントで鉛筆を倒すことが出来る。
だからロウソクも1本だけ消すことが可能。
この送風機の技術のお披露目は間近とのこと。
今後の鎌倉製作所から目が離せません!
鎌倉製作所は送風機でがっちり!
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