
独特の香ばしさが食欲をそそるあの調味料、夏バテ防止の味方にもなってくれそうですが、そのロングセラーの秘密に迫ります。
かどやの純正ごま油
第二次ベビーブームを迎え人口1億人を突破した1967年。
今も家庭で愛されるロングセラーが誕生しました。それが、
香りがいいから、炒める時に入れたり、肉の下味につけておいたり。
お馴染みの黄色いラベル「かどやの純正ごま油」です。
和え物に、そのままかけても、これで料理の味と香りが引き立ちます。
飽きないうまさ。
発売から半世紀、食卓に欠かせないごま油。ロングセラーの隠し味に迫ります。
かどや製油株式会社
[blogcard url="http://www.kadoya.com/"]
瀬戸内海に浮かぶ香川県小豆島、島に近づくと見えてきたのはかどやの製造工場です。
工場の敷地に直接荷降ろしされるのは油の原料となるごまです。アフリカなどから良質のものが1日約300トン運ばれてきます。
ここが焙煎工場。
ごまは200度の高温でじっくり焙煎されます。一粒一粒均等に熱が加わることが味と香りの肝です。
続いて絞り出した100%のごま油を濾過し、小分けのビンに入れていきます。
こうして1日12万本が生産されます。
かどやの歴史
1858年に加登屋製油所が創業しました。
かどやのごま油は昔から小豆島特産のそうめんの生地に使われていました。
その後は業務用の天ぷら油として販売。
しかし1950年代、大手もごま油に参入してきたことで経営危機に陥ります。
窮地に陥ったかどやを買収したのが、かつての取引先だった小澤直平氏。
転機は1960年台半ば出張先のアメリカのスーパーで見た光景でした。
オリーブオイルを小瓶に詰めて家庭用に売っているのか…これだ!
こうして200グラムの小瓶に入れた日本発の家庭用100%ごま油を発売しました。
ごま油の利用法
ところがお客様からは何の料理に使えばいいのか分からないという声がありました。
そこでスーパーの店頭で料理を実演してみせました。
小澤二郎社長は、
毎週やった。あっちこっちで。炒めものをやるとごま油の匂いブンブンでしょ、夕方の主婦たちは関心があるから見に来る。
徐々に認知が広まり、いまや年間約4,500万本も売るヒット商品になりました。
そんなかどやは今もごま油を使ったレシピの提案に力を入れています。
レシピ作りに参加する料理研究家のかわごえ直子さん、
ちょっと加えるだけで風味が増す。よりおいしく食べられる。
忙しい現代人向けにごま油をそのまま料理や食材にかける「チョイ足し」レシピを提案しています。
健康ブームにも乗り注目を集めるごま油。ロングセラーの極意とは?
ロングセラーの極意とは?
世代を超えて使ってもらえるよう変わらない味・香り・色を守る。