働き方改革でテレワークなどの導入が進み、自宅やカフェで仕事をする人が最近増えています。
今回はそんな働き方改革の最前線となっているかなり意外な場所を取材しました。
東日本旅客鉄道株式会社
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JR新宿駅。
改札のすぐ側に設置されたブース「STATION BOOTH」。
中を開けてみると…
1人用のワーキングスペースになっていました。
実際の使い心地はどうなのでしょうか?
天野博幸記者、
体の少し大きめの私でもゆったりとくつろげる感じです。
扉を締めてみると、
なんとなく駅のざわめきみたいなものが聞こえてきますが、何か仕事をするにはちょうど良い静けさです。
JR東日本の市原康史さん、
裏側にアロマを設置して五感に訴えるようなこともしている。
都内の3駅に計12台を設置し、去年11月から実証実験を行ったところ、想定を超える5割から6割ほどの稼働率となりました。
一方、東京メトロは富士ゼロックスと共同で駅ナカ6ヶ所に設置。
三菱地所でも自社のビルで実証実験をするなど広がりを見せています。
JR東日本は今年の夏頃に商用化する予定で2020年度までに30拠点の設置を目指します。
始めた背景に働き方改革が進んでいる部分がある。
いつでもどこでも働きたいというニーズは非常に多い。
利用者の意見を踏まえ、できるだけ早く多くの場所に設置したい。
スカイビル
[blogcard url="http://www.yokohama-sky.co.jp/"]
横浜駅から徒歩3分のスカイビルにもちょっと変わった仕事場が…
相内優香キャスター、WBSのスタッフと会議中のようですが…
でも変わっているのは仕事場というよりはその格好。
実はこの場所…
会議で煮詰まってアイデアが出ないというときに気分転換にサウナに行くことが出来るという会議室です。
スカイスパYOKOHAMA
[blogcard url="https://www.skyspa.co.jp/"]
この会議室があるのは温浴施設「スカイスパYOKOHAMA」の中。
東京湾を見渡す大浴場に、一気に発生させた水蒸気をタオルであおぎ発汗を促すアウフグースなど本格的なサウナが楽しめます。
そのサウナ室をイメージした会議室。
大浴場やサウナで頭をスッキリさせた後に、その雰囲気のまま自由活発な意見を出し合えるための配慮です。
そして会議室の先には…
こちらコワーキングスペースとなっています。
パソコンを持ち込んで仕事ができるようにそれぞれのテーブルにはコンセントが付いています。
不動産業の男性客(30代)は、
サウナで一汗かいて、さっぱりした後なので気持ちよく、雑念なく仕事に臨める。
建築関係の男性客(20代)は、
サウナがあるのが一番大きい。
バーと仕事をやって疲れたと思ったときに、もう一回リフレッシュのために風呂に入り、サウナに入って出てきて、またゼロからという繰り返しができる。
ほかにも集中して仕事ができる「ぼつにゅうブース」。
入浴料金を払えばどれも追加料金無しで利用することができます。
スカイスパの大智由実子さんは、
仕事をする人の割合は全体の2~3割。年齢層が若い人が増えている。
この施設、利用するのは個人や少人数のミーティングだけではありません。
企業が大きい会議をするときに利用。
ホワイトボードにもプロジェクターにもなる大きな画面がある。
サウナ室の中は裸だし、その後仕事する時も館内着。
いい意味でリラックスして上下関係が無くなり社内コミュニケーションの活性化になる。