[WBS]【THE行列】「ありえない」そば店!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ブランドそばの人気店。

しかし普通の店ではなかった・・・

それは「ありえない」こと。

美味しいそばに隠されたありえないこととは?

慈久庵

里山の風景が広がる茨城県常陸太田市。

ここに行列ができる人気のそば店「慈久庵」があります。

お客様の目的はこちらの「常陸秋そば」。

香りやのどごしが引き立つ石臼挽きの十割そばです。

しかし、

2時間待つ。食べるのは10分。

実はこちらのお店、ありえないそば店でした。

「ありえない」そば店

茨城県が全国に誇るブランド品種の常陸秋そば。

10月から来年の1月まで茨城県内各地で「そばまつり」が開かれています。

香りと味わいに優れ、そば通をもうならせる逸品です。

その常陸秋そばの人気店がこちらの慈久庵。

しかし、お客様はすぐにはそばにありつけない。

ひたすら待つ・・・

とにかく待つ・・・

3時間並んで食べられなかった、昨日。

僕の前で終わった。悔しかったのでリベンジ。

店内を覗いてみるとテーブル席が6つ。

いたって普通のお店です。

しかし、店に入ってもすぐにはそばにありつけない。

小川宣夫さん

厨房にいたのは店主の小川宣夫さん(71歳)が一人。

黙々とそばを作っていました。

しばらくすると料理を運んできたのは店主の小川さん。

なんと会計も店主。

後片付けも店主。

セイロを洗うのも店主だった。

実は一人でやることは店の入口に書かれていました。

長い時間待ってやっとそばにありつけたお客様は、

並び始めて2時間くらい。また並んでも食べたい。

待って良かったなと食べたときに思った。

さらに店主の小川さん、店だけではなくそば畑も作っていました。

ここは焼き畑でやっています。

焼き畑でやったそばというのはおいしさの度合い、甘みだとか香ばしさ、そういったものがストレートに感じることができる。

機械を使わない農業、手刈り、天日乾燥という昔ながらの「そばづくり」にこだわっています。

毎朝5時過ぎに店に出すそばを打ちます。

畑もそば打ちも店も、全てを一人でやるこだわり。

それはそばの全てをお客様に提供するためです。

午後1時、突然店主の小川さん、行列の人数を数え始めました。

じゃあここまで。今いらっしゃる方でおしまい。

一人でまかなう予定数に達し、なんと開店2時間で売り切れの看板が。

ギリギリのお客様は、

良かったギリギリで。食べられて良かったなと。

ところが喜ぶのは早かった・・・

その待ち時間は、

4時間50分ですね。

お昼のつもりで来たんですけど、もう夕飯になっちゃいましたね。

ありえないそば店。

店主の小川さんはなぜ一人にこだわるのか?

一人でやるというのは、そばの技術はどれ一つとっても最も大切なことの積み重ねですから。

人に任せることができるものは一つもないわけです。

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