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[がっちりマンデー] 儲かりの宝庫!?深海の研究最先端を大公開

2016年2月22日

ジャムステック(海洋研究開発機構)

昨日のがっちりマンデー!!で特集をされていた「ジャムステック(海洋研究開発機構)」。

宇宙と並ぶ未知の世界、深海の秘密を探る日本の企業です。

ジャムステック(海洋研究開発機構)

[blogcard url="http://www.jamstec.go.jp/j/"]

深海には様々な資源があるとは以前から言われていましたが、その内容の一部が紹介されていました。

その中には「硫化水素を食べる菌」や「天然ガスの成分であるメタンを作り出す菌」の存在も見つかっていました。
番組でも言われていましたが、こんな菌を培養することができるようになれば、世界がまた少し変わってくるかもしれませんね。

特に気になったのが「スケーリーフット」。
深海に生息する巻貝の仲間らしいのですが、このスケーリーフットのスゴイところは硫化鉄を自ら作ることが出来る点です。

それもスケーリーフットが作る硫化鉄は現在の技術では困難なナノサイズの硫化鉄だそうです。
このスケーリーフットが培養できるようになり、硫化鉄の量産が可能になれば鉄の流通が変わるかもしれませんね。

深海にはまだまだ未知な生物や成分がありそうです。
これからもジャムステックさんの動きに注目です。

しんかい6500

ジャムステックさんが所有する潜水調査船。
他のTVなどで見たことはありましたが、今回のように特集としてしっかりと見ると考え方が変わってきます。

深海を調査するのが主目的ですが、今回の特集でしんかい6500の外装が外されている姿が映されていました。
そこにはシンタクティックフォームと呼ばれる浮力材がぎっしりと付けられたしんかい6500がありました。

深く潜らなければいけない潜水調査船に大量の浮力材。
説明されていたのは、「何があっても浮力するために」。

人間の安全が最優先にされている。当たり前のことです。
でも、その当たり前の事ができていないと最近よく思います。

深海での作業、大変だと思いますが安全に頑張って欲しいですね。

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