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[WBS]日本市場に攻勢!?海外メーカーEVが集結[日本自動車輸入組合]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2035年までに国内で販売される自動車を全て電動車にするという政府の方針を受けて海外の自動車メーカーがEV(電気自動車)で攻勢を強めています。

迎え撃つ日本メーカーのある秘策を取材しました。

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6月10日、都内で開かれたイベント。

坂本透記者、

こちらにずらりと並んでいる車、全て海外メーカーの電動車です。

海外メーカーのEV(電気自動車)などの販売を促進するため日本自動車輸入組合が開いたイベント「輸入電動車普及促進イベント」です。会場には11台の車がメーカーの垣根を超えて集まりました。

こちらはドイツのBMW。国内ではまだ正式発表されていないSUV(スポーツ多目的車)モデルのEVです。

ビー・エム・ダブリューの遠藤克之輔さん、

未来にむけて、いろいろな環境性能、走りの性能、インテリアの快適性、全てパイオニアとして位置づけられた車、

日本では今月からオンラインで予約を開始。秋以降に発売される予定です。

こちらはアウディが日本市場に初めて投入したEVモデル。

フル充電でおよそ400キロ走行でき、価格はおよそ1,300万円。

特徴はサイドミラーの位置につけられたカメラです。

アウディジャパンの丸田靖生さん、

バーチャルエクステリアミラーといい、天候が悪い時や夜間でもクリアな映像が映るので視認性が良い。

現在、日本市場における海外メーカーのシェアは1割程度。各メーカーはEVを全面に押し出すことでシェア拡大を狙いたい考えです。

日本自動車輸入組合のティル・シェア理事長、

日本市場は成熟しているだけでなく、世界で最も競争の激しい市場の一つ。

さまざまなモデルを増やしていくことがきわめて重要だと思う。

海外メーカーが日本市場に攻勢をかけるEV、迎え撃つ日本メーカーは・・・

先週、新型EV「アリア」の投入を発表した日産自動車。世界で初めて量産型のEV「リーフ」を発売してからおよそ10年ぶりとなる第2弾です。

海外勢が続々と新型車を投入する中、日産はこの10年、ある秘策を練ってきました。

福島県にある小会社「フォーアールエナジー」の工場。

積み上げられていたのは販売から一定期間経過したリーフから回収した電池。こちらはEV用電池の再生工場です。

異物を取り除いたり、塗装を塗り直したりする作業が行われていました。

EVは走行時にCO2(二酸化炭素)を排出しないエコカーの代表格ですが、一方である課題も指摘されています。

フォーアールエナジーの牧野英治社長、

いま世界中で議論になっているのが電池を作るとき、結構なCO2が出る。

EVの核ともいえるリチウムイオン電池ですが、実は生産する際に大量のCO2を排出します。そのためEV1台を作る際の排出量は一般的なガソリン車の2倍ともいわれます。

そこで世界のメーカーがいま力を入れ始めているのが電池のリサイクル。

バッテリーを再利用することで、再利用する電池はCO2を発生せず作るのと同じこと。

新しい電池を作らずに済むのでCO2削減に貢献する。

日産はこれまでリーフを世界で53万台販売。リーフ1台には96個の電池が使われていますが、一つ一つ劣化の具合が異なります。リサイクルする際、状態の良いものはリーフの交換用電池として使用。

そして、やや劣化した電池は意外に場所で使われていました。

案内されたのはJR東日本の常磐線の踏切。

JR東日本の船山隆課長、

こちらが電気自動車から再生したリチウムイオン再生バッテリーです。

災害時など電力の供給が止まったときの非常用電源として使われています。

電気自動車で使われた再生バッテリーを使用できるので環境にやさしい部分と性能が長持ちするのがメリット。

これまで鉛の蓄電池を使ってきましたが短時間での交換が課題でした。リーフの電池を使うことで10年程度持ち交換の作業を減らせます。

さらに遠隔でメンテナンスができるため点検などにかかるコストを4割削減することができます。

JR東日本の営業地域にある踏切はおよそ7,000ヵ所。その全てはリーフの電池に置き換えることも検討しています。

リサイクルは環境面だけでなく販売戦略としても重要だといいます。

電池再利用にシステムが構築できればリーフの中古車としての価値も上がり、ブランド力の向上にもつながるのです。

リユース事業がこれから日本で重要な武器になる。

電動車の価値、使い終わった後の価値を上げることで伝道者の販売に貢献したい。

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